2016年11月22日
JANPS2016その2
2016年11月12日、13日に静岡県掛川市の県立総合教育センター「あすなろ」体育館に於いて
JANPS2016 が開催されました!
JANPS はアメリカで開催されているNRAビアンキカップをエアガン用にアレンジした競技です。 プラクティコウイベント、バリケイドイベント、フォーリンプレイトイベント、ムーヴィンターゲットイベントの4種目で構成されていて、精密射撃とスピードシューティングの要素を併せ持つ難易度の高い競技です。 それゆえ色々な競技のチャンピオンが全国から集まって技を競い合います! その1はコチラ
さて、JANPSの人気はウナギのぼりで今年から2日間にわたって開催されたのですが、私は1日目にムーヴィンターゲットイベントを好成績で終え、2日目はフォーリンプレイトイベントからのスタートでした。

フォーリンプレイトは設置しているシューティングレンジが多く、簡易ターゲットを個人で製作するのも簡単なので練習する機会が最も多い種目です。 直径8cmのターゲットが同じ高さ横一列に並んでいるだけですから一見簡単に見えます。
しかし、他の競技で使用するペーパーターゲットはA4サイズくらいの大きさの得点圏に当たれば最低でも5点もらえますが、フォーリンプレイトは直径8cmのターゲットを倒せれば10点、倒せなければ0点です。 当たっても倒せなければ得点に成りません。 言い換えれば1枚外すごとに10点づつ失う訳で、外した時の被害が甚大なのがフォーリンプレイトの怖さなのです。 外した時の恐怖と、2人並んで撃つ事のプレッシャー、背中に突き刺さるギャラリーの視線という三重苦を背負って撃つフォーリンプレイトイベントがJANPS4種目中最難関だと私は思います。

電動ハンドガン、ハイキャパEベースのカップガンで挑むのは2度目ですが、電動ハンドガンはガスブローバックに比べてパワーが弱く、しかもスプリングを強化してパワーを上げると極端に耐久性が落ちてしまい競技では使い物になりません。 その為、ノーマルパワーで初速を得る為に軽いBB弾を使わなくてはならず(初速が遅すぎるとムーヴィンターゲットでのリード量が増えてしまうのです)、昨年はパワー不足でフォーリンプレイトに当たっても、ターゲットの下の方に着弾した場合は倒すことができず弾き返されてしまい大量失点で撃沈しました(^^;
そこで今年はメカボックスをいじらずにパワーを上げる為に、内径を絞り全長を伸ばしたロングタイトバレルを装備して試合に臨みました。

フォレッジグリーンでの練習会で、ターゲットを撃ち倒すに充分なパワーが出ている事は確認済みでしたし、練習なら満射も出せていました。 また、1日目のムーヴィンターゲットイベント終了後に行った練習でも満射できました。
射撃はメンタルが重要ですが、フォーリンプレイトでは特にメンタルの強さが要求されます。 今回は10月に亡くなった射撃仲間のHさんの分まで頑張ると誓い、Hさんの形見のステージバックを携えて参加しました。 緊張で手が震えるたびにHさんの顔を思い浮かべて撃ちました。 その結果、最終ラウンド2枚目で外してしまったものの48枚中47枚という好結果を出すことができました。 リザルトはコチラ
JANPSには、その難易度の高さから他の競技のチャンピオンも多く参加しています。 錚々たる顔ぶれが切磋琢磨する大会な訳ですが、それゆえ上級者ほど強烈なマッチプレッシャーに襲われます。 もっともシンプルで簡単に見えるフォーリンプレイトですが、今年はベテラン勢が次々に崩れ、満射できたのはわずかに2人! 大ベテランのスズキ ハルノブ選手と、ニューカマーのオオキ ケイタロウ選手だけでした。

オオキ ケイタロウ選手(写真右)は、練習の機会が少なかったムーヴィンターゲットでは458点とイマイチでしたが、フォーリンプレイトとバリケイドを満射、プラクティコウを474点で上がってニューカマー1位、総合でも5位という素晴らしい成績でした! フォーリンプレイトで確実に満射が出せるように成れば誰でも上位入賞を狙えると思います。 来年こそはフォーリンプレイトで満射が出せるようにしっかり練習したいと思います!





6m以降はプローンで撃つ選手が少なくありません。 言うまでもなくスタンディングで撃つよりプローンで撃った方が安定します。 しかし、規定の時間内にプローン姿勢に入るには高速プローンを習得する必要があります(^^;


今年は災難に見舞われ出場が危ぶまれていたヨコタ選手ですが、沢山の仲間に支えられ、めでたく復帰されました(^O^)/
今回は練習不足な上、カップガンも完成していませんでしたが、来年に向けて手応えを得たそうです。 ヨコタ選手のカップガンは東京マルイのハイキャパにデトにクスのスライドとHCカップガンキットを組み込んだ物です。 最終的にどのような形に仕上がるのか楽しみです。
来年は万全の構えで頑張ってくださね〜(^O^)/
残りわずかです!

東京マルイ ハイキャパ4.3用
新HCカップガンキット¥36000(税別)

毎月開催しておりますフォレッジグリーンときがわのJANPS練習会ですが、12月はお休みを頂きまして、2017年1月15日(日)に開催いたします。 今まではムーヴィンターゲットを中心にフリー練習を行っていましたが、2017年からは開始時間を11時からとし、最初に練習試合を行ってからフリー練習に移る方式にしたいと思います。 参加費は今まで通りフォレジグリーンの施設使用料¥3000で遊び放題です。
お問い合わせは:フリーダムアート arara@gun-freedom-art.com
又はフォレッジグリーンときがわ TEL 0493-81-7244
つづく
カスタムパーツならフリーダム•アート http://www.gun-freedom-art.com/
JANPS2016 が開催されました!
JANPS はアメリカで開催されているNRAビアンキカップをエアガン用にアレンジした競技です。 プラクティコウイベント、バリケイドイベント、フォーリンプレイトイベント、ムーヴィンターゲットイベントの4種目で構成されていて、精密射撃とスピードシューティングの要素を併せ持つ難易度の高い競技です。 それゆえ色々な競技のチャンピオンが全国から集まって技を競い合います! その1はコチラ
さて、JANPSの人気はウナギのぼりで今年から2日間にわたって開催されたのですが、私は1日目にムーヴィンターゲットイベントを好成績で終え、2日目はフォーリンプレイトイベントからのスタートでした。

フォーリンプレイトは設置しているシューティングレンジが多く、簡易ターゲットを個人で製作するのも簡単なので練習する機会が最も多い種目です。 直径8cmのターゲットが同じ高さ横一列に並んでいるだけですから一見簡単に見えます。
しかし、他の競技で使用するペーパーターゲットはA4サイズくらいの大きさの得点圏に当たれば最低でも5点もらえますが、フォーリンプレイトは直径8cmのターゲットを倒せれば10点、倒せなければ0点です。 当たっても倒せなければ得点に成りません。 言い換えれば1枚外すごとに10点づつ失う訳で、外した時の被害が甚大なのがフォーリンプレイトの怖さなのです。 外した時の恐怖と、2人並んで撃つ事のプレッシャー、背中に突き刺さるギャラリーの視線という三重苦を背負って撃つフォーリンプレイトイベントがJANPS4種目中最難関だと私は思います。

電動ハンドガン、ハイキャパEベースのカップガンで挑むのは2度目ですが、電動ハンドガンはガスブローバックに比べてパワーが弱く、しかもスプリングを強化してパワーを上げると極端に耐久性が落ちてしまい競技では使い物になりません。 その為、ノーマルパワーで初速を得る為に軽いBB弾を使わなくてはならず(初速が遅すぎるとムーヴィンターゲットでのリード量が増えてしまうのです)、昨年はパワー不足でフォーリンプレイトに当たっても、ターゲットの下の方に着弾した場合は倒すことができず弾き返されてしまい大量失点で撃沈しました(^^;
そこで今年はメカボックスをいじらずにパワーを上げる為に、内径を絞り全長を伸ばしたロングタイトバレルを装備して試合に臨みました。

フォレッジグリーンでの練習会で、ターゲットを撃ち倒すに充分なパワーが出ている事は確認済みでしたし、練習なら満射も出せていました。 また、1日目のムーヴィンターゲットイベント終了後に行った練習でも満射できました。
射撃はメンタルが重要ですが、フォーリンプレイトでは特にメンタルの強さが要求されます。 今回は10月に亡くなった射撃仲間のHさんの分まで頑張ると誓い、Hさんの形見のステージバックを携えて参加しました。 緊張で手が震えるたびにHさんの顔を思い浮かべて撃ちました。 その結果、最終ラウンド2枚目で外してしまったものの48枚中47枚という好結果を出すことができました。 リザルトはコチラ
JANPSには、その難易度の高さから他の競技のチャンピオンも多く参加しています。 錚々たる顔ぶれが切磋琢磨する大会な訳ですが、それゆえ上級者ほど強烈なマッチプレッシャーに襲われます。 もっともシンプルで簡単に見えるフォーリンプレイトですが、今年はベテラン勢が次々に崩れ、満射できたのはわずかに2人! 大ベテランのスズキ ハルノブ選手と、ニューカマーのオオキ ケイタロウ選手だけでした。

オオキ ケイタロウ選手(写真右)は、練習の機会が少なかったムーヴィンターゲットでは458点とイマイチでしたが、フォーリンプレイトとバリケイドを満射、プラクティコウを474点で上がってニューカマー1位、総合でも5位という素晴らしい成績でした! フォーリンプレイトで確実に満射が出せるように成れば誰でも上位入賞を狙えると思います。 来年こそはフォーリンプレイトで満射が出せるようにしっかり練習したいと思います!





6m以降はプローンで撃つ選手が少なくありません。 言うまでもなくスタンディングで撃つよりプローンで撃った方が安定します。 しかし、規定の時間内にプローン姿勢に入るには高速プローンを習得する必要があります(^^;


今年は災難に見舞われ出場が危ぶまれていたヨコタ選手ですが、沢山の仲間に支えられ、めでたく復帰されました(^O^)/
今回は練習不足な上、カップガンも完成していませんでしたが、来年に向けて手応えを得たそうです。 ヨコタ選手のカップガンは東京マルイのハイキャパにデトにクスのスライドとHCカップガンキットを組み込んだ物です。 最終的にどのような形に仕上がるのか楽しみです。
来年は万全の構えで頑張ってくださね〜(^O^)/
残りわずかです!

東京マルイ ハイキャパ4.3用
新HCカップガンキット¥36000(税別)

毎月開催しておりますフォレッジグリーンときがわのJANPS練習会ですが、12月はお休みを頂きまして、2017年1月15日(日)に開催いたします。 今まではムーヴィンターゲットを中心にフリー練習を行っていましたが、2017年からは開始時間を11時からとし、最初に練習試合を行ってからフリー練習に移る方式にしたいと思います。 参加費は今まで通りフォレジグリーンの施設使用料¥3000で遊び放題です。
お問い合わせは:フリーダムアート arara@gun-freedom-art.com
又はフォレッジグリーンときがわ TEL 0493-81-7244
つづく
カスタムパーツならフリーダム•アート http://www.gun-freedom-art.com/
Posted by ドクターあみーご at 21:02
│JANPS