2015年11月05日
ファストドロウの全国大会! その1
2015年10月11日〜12日に埼玉県川口市の太陽サパールビル8階大ホールに於いて
2015 ALL JAPAN FAST DRAW CHAMPIONSHIP in TOKYO
が、開催されました。

ファストドロウは世界一競技時間が短いスポーツと言われていますが、1950年代初頭、カリフォルニア州ナッツベリーファームでスタントマンをしていたディー・ウーレム氏が手製のタイマーを使い風船を割る速さを計測したのが、その始まりと言われています。 1955年には彼がナショナル・ファストドロウ選手権を開催、 空砲による射撃をタイマーで計測するという現在のスポーツとしてのファストドロウの礎を築きました。
日本では1960年代に大ヒットした「ローハイド」「拳銃無宿」「ララミー牧場」といったテレビの西部劇ドラマの影響で第一次GUNブームが起こり、海外製トイガン(当時はまだモデルガンは誕生していなかった)によるファストドロウが行われていたようです。 その後、国産モデルガンが誕生し多くのメーカーから発売されるようになって第二次GUNブームが到来しました。
この頃、根本忠氏を会長に日本ウェスタン・クラブが設立され、ファストドロウコンテストが催されるようになりました。 当初はタイマーなど無くジャッジによる判定だったそうです。 昭和47年のモデルガン規制後はプラスティック製のモデルガンが主流になり、ファストドロウもプラスティック製モデルガンで行われるようになって行きます。
そして1980年代半ばごろから始まったサバイバルゲームブームによってモデルガンは徐々に下火になってゆき、1990年代初頭にモデルガンメーカーCMCがメーカーとしての活動を終えた事によってピースメーカーのモデルガンは一時期、市場から完全に姿を消してしまいます。 ファストドロウもまたモデルガン同様、衰退してゆくのでした。
しかし、1994年にハートフォードがピースメーカーのモデルガンを発売、続いて1997年にファストドロウ用タイマー「射楽」とファストドロウ用ガンベルト「フレキシブルホルスター」を発売し、同時にファストドロウの普及・啓蒙活動を本格的にスタートします。 こうして日本でのファストドロウは再び息を吹き返したのです。 ハートフォード名古屋店では毎月ファストドロウコンテストが行なわれており、現在ではWFDA(World Fast Draw Association)日本支部を中心にルールの統一化も行われ、毎年全国大会が開催されるまでになりました。
(月刊GUN 2008年9月号 トイガンシューティングインフォメーションより抜粋)
ファストドロウの全国大会は全国に4カ所あるWFDA-JAPANの支部(関東、中部、関西、九州)が持ち回りで開催しています。
今年の担当は関東支部で、埼玉県川口市の太陽サパールビル8階大ホールで盛大に開催されました。
WFDA-JAPAN 関東支部長は、今年、Mac織田さんからJohn渡辺さんへと引き継がれました。 支部長就任早々に全国大会のホスト役を任される事にな成った John渡辺さんですが、関東支部をうまく束ねて見事に大会を成功へ導きました(^^)
ところで、ファストドロウはシングルアクションリボルバーを使用した早撃ち競技ですが、モデルガンを使用する「ブランク」競技と、ガスガンを使用する「ワックス」競技が有ります。 なので、大会の受付時にはガスガンとモデルガン、そしてモデルガンに使用するカートリッジがルールに適合しているかチェックを受けます。 何事も安全第一ですからね(^^)


全国大会では試合前に初参加の選手を紹介します。 今年も沢山の新人さんが参加しました(^^)
さて、いよいよ競技開始です。 最初の種目は
スタンディング ブランク です。
モデルガンを使用してひとつの風船を撃ち割ります。 銃には手を触れずにスタンバイ。 ランプが点灯したらガンベルトから銃を抜いて風船を撃ちます。 撃てる弾数は1発のみ! 7回計測して良いタイム5個の合計がステージタイムと成ります。

モデルガンは弾が出ませんので、モデルガン用キャップ火薬を発火させた時に銃口から出る火花と爆風で風船を割ります。 なので、ターゲットの風船は、かなり近い場所に在ります。

YouTubeでお馴染みのTKヒーロー君は今大会のスタンディング ブランクで、大会最速の0.236秒を出してスタンディング ブランク1位の座を獲得しました。 おめでとうございます(^^)
動画はコチラ
つづく
競技系パーツならフリーダム•アート http://www.gun-freedom-art.com/





2015 ALL JAPAN FAST DRAW CHAMPIONSHIP in TOKYO
が、開催されました。

ファストドロウは世界一競技時間が短いスポーツと言われていますが、1950年代初頭、カリフォルニア州ナッツベリーファームでスタントマンをしていたディー・ウーレム氏が手製のタイマーを使い風船を割る速さを計測したのが、その始まりと言われています。 1955年には彼がナショナル・ファストドロウ選手権を開催、 空砲による射撃をタイマーで計測するという現在のスポーツとしてのファストドロウの礎を築きました。

この頃、根本忠氏を会長に日本ウェスタン・クラブが設立され、ファストドロウコンテストが催されるようになりました。 当初はタイマーなど無くジャッジによる判定だったそうです。 昭和47年のモデルガン規制後はプラスティック製のモデルガンが主流になり、ファストドロウもプラスティック製モデルガンで行われるようになって行きます。

しかし、1994年にハートフォードがピースメーカーのモデルガンを発売、続いて1997年にファストドロウ用タイマー「射楽」とファストドロウ用ガンベルト「フレキシブルホルスター」を発売し、同時にファストドロウの普及・啓蒙活動を本格的にスタートします。 こうして日本でのファストドロウは再び息を吹き返したのです。 ハートフォード名古屋店では毎月ファストドロウコンテストが行なわれており、現在ではWFDA(World Fast Draw Association)日本支部を中心にルールの統一化も行われ、毎年全国大会が開催されるまでになりました。


今年の担当は関東支部で、埼玉県川口市の太陽サパールビル8階大ホールで盛大に開催されました。
WFDA-JAPAN 関東支部長は、今年、Mac織田さんからJohn渡辺さんへと引き継がれました。 支部長就任早々に全国大会のホスト役を任される事にな成った John渡辺さんですが、関東支部をうまく束ねて見事に大会を成功へ導きました(^^)
ところで、ファストドロウはシングルアクションリボルバーを使用した早撃ち競技ですが、モデルガンを使用する「ブランク」競技と、ガスガンを使用する「ワックス」競技が有ります。 なので、大会の受付時にはガスガンとモデルガン、そしてモデルガンに使用するカートリッジがルールに適合しているかチェックを受けます。 何事も安全第一ですからね(^^)


全国大会では試合前に初参加の選手を紹介します。 今年も沢山の新人さんが参加しました(^^)
さて、いよいよ競技開始です。 最初の種目は
スタンディング ブランク です。
モデルガンを使用してひとつの風船を撃ち割ります。 銃には手を触れずにスタンバイ。 ランプが点灯したらガンベルトから銃を抜いて風船を撃ちます。 撃てる弾数は1発のみ! 7回計測して良いタイム5個の合計がステージタイムと成ります。

モデルガンは弾が出ませんので、モデルガン用キャップ火薬を発火させた時に銃口から出る火花と爆風で風船を割ります。 なので、ターゲットの風船は、かなり近い場所に在ります。


動画はコチラ
つづく
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Posted by ドクターあみーご at 21:14
│ファストドロウ