2014年01月18日
N-IDPA

あくまで Defensive なので、セルフディフェンスに使用する銃や秘匿性に優れたホルスターを使用します。 コンペセイターやダットサイトを搭載した大柄なレースガンや、素早いドロウを追求した結果秘匿性の全く無いレースホルスターは使用禁止です。 コースも「事務所に武装強盗が押し入って来た」みたいな(アメリカでは)有りそうな、具体的な想定でデザインされていて、賊を撃退して自分や家族や友人を守る為の技術を磨きます。
ちなみに、月刊GUNマガジン2014年2月号にIDPA全米選手権のレポートが掲載されていますのでご覧下さい。
さて、IDPAは、世界で50の国や地域に支部が有りますが、日本にも支部が有ります。 それが N-IDPA です。

N-IDPA は、年3回のポスタルマッチと、年1回の全国大会(JAPAN NATIONAL)を開催していますが、強化選手を選抜し、海外の実銃マッチへの参加を支援する取り組みも行っています。 N-IDPAのマッチではエアガンを実銃とみなして厳しく安全管理が行われますが、海外での活動も視野に入れているのですから当然ですね(^^)
そうは言っても、そんなに難しい事ではありません。 海外では子供でも銃の安全な取扱い方を心得ています。 N-IDPAでは参加者のスキルに合わせてレクチャーをしてくれますから、参加する際に予め初心者である事を告げておけば初心者講習を行ってくれます。 初心者でも安心して参加出来ます(^^)v
って事で、2013年11月24日に埼玉県の越生シューティングレンジで開催された、第8回 N-IDPAポスタルマッチ埼玉大会に参加して来ました。 私は初心者という訳では有りませんが、N-IDPAのマッチに参加するのは始めてです。 IDPAでは、あくまでセルフディフェンスを前提にしているので、銃のカスタムは殆ど何も出来ません。 私はシューティングマッチが好きと言うより、レースガンを作る事が好きでシューティングマッチに参加しているという不届き者なので、殆ど銃をカスタムできないIDPAではテンションが上がらないのです(^^;
それでは何故、N-IDPAポスタルマッチに参加したかと言うと、2013年6月25〜26日に開催された N-IDPA JAPAN NATIONAL 2013 が、あまりにも面白そうだったからです! ちなみに2014年のN-IDPA JAPAN NATIONALは8月開催の予定です。
動画をご覧頂ければ判ると思いますが、私は今まで、ここまで大仕掛けな凝りに凝ったステージを見た事が有りません! 海外のシューティングマッチでも、ここまで凝ったものは稀です。 こんな凄いステージを撃てるのなら箱出し銃で我慢してもよいかなと(^^;
その為には事前練習が必要ですからN-IDPAポスタルマッチに参加してみようと思ったのです。
さて、N-IDPAポスタルマッチは、埼玉県の越生シューティングレンジの他、福岡県のゴルフレンジ格昭、岐阜県のインドアフィールド GUYGUN でも、同じ内容の試合が行われ、全会場の成績を集計して全国ランキングを出す仕組みに成っています。
STAGE1


IDPAのステージには、それぞれストーリーが有ります。 IDPAはアメリカ発祥の拳銃護身術で、護身用に携帯している拳銃を安全かつ効果的に使いこなすスキルを身につけたいというニーズを背景に生まれました。 日本とは背景が違いますので、N-IDPAのシナリオは少しばかり本家よりも過激だったりします。
また、本家には無いカービン部門も設けられています。 銃大国アメリカと言えども、自衛の為にアサルトカービンを携帯する事は許されません(^^; しかし、電動ガンと見まごうようなバリバリにカスタムされたM4カービンでタクティカルトレーニングに励むマニアな方々がアメリカにも沢山居ますし、IDPAとタクティカルトレーニングを同時に楽しめるなんてお徳ですよね(^^)v
もちろん、カービン部門も、実銃同様の厳しい安全管理が義務づけられています。
ステージ1のシナリオはこんな具合です。
薬物の所持、及び密売の疑いである家の捜査令状を取った。家の者は素直に事情聴取に応じてくれたため、心のどこかに油断が生じたようだ・・・背後から突如複数の男達が現れ、私に向かって発砲を始めた。

ステージ手順:ガンはロードしてホルスターへ。STARTエリアの上でアップレンジを向き、クリップボードとペンを持ち筆記を行う姿勢でスタンバイ。
ブザー後、ターンしてからドロウし、T1、T2に2発ずつ。その後T3~T5にバリケードスタイルで2発ずつ。その後、T6に2発。
カービン部門:マズルダウンで両手でガンを構え、アップレンジを向いてスタンバイ。ブザー後、マズルの向きに十分注意する。
ストップターゲットを撃ち終える前に必ず一度、リロードを行う。
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エアガンシューティング、シューティングマッチ
Posted by ドクターあみーご at 19:01
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