2013年12月29日
HOW TO SHOOT FAST 2

随分間が空いてしまいました(^^;
前回のお話はホルスターのセッティングについてでしたが皆さん覚えてます?
前回のお話はコチラ

試行錯誤の末、ホルスターの位置はこんな感じに成りました。 右足を少し後ろに引いたスタンスで撃つので、真横よりは少し前に、銃がほぼ垂直になるように吊ります。

さて、このポジションに辿り着くにあたってワダさんとパッキーさんから教わったのが「巻き戻し法」でした。 ハンズアップから銃を抜いてターゲットをポイントします。 そこから視線はターゲットを見たまま銃をホルスターに収められるかどうか試します。 位置が適切であればちゃんとホルスターに収まります。 誤差が5mm程度ならいいのですが大きくズレている場合はホルスターを一度外して体のどのあたりからガンを持っていけばいいのか確認します。 ホルスターをつけたままだとどうしてもその位置からというイメージが先行するので、 敢えて外した状態にして頭の中をまっさらにした状態にします。
このとき注意するのが「自分の一番いい構えの姿勢」が最も重要で、その構えに持っていきやすい位置を探ります。 レースホルスターは調整機能がありますので、ネジを緩めて角度を変えたり、取付け部品を逆向きに付けたり、いろいろ試してみましょう。
右の写真と左の写真は色違いの同型ホルスターですが、セッティングが違います。 何処が違うか判ります?

それで「だいたいこのあたりかな?」と思った位置が「銃をホルスターから抜いた位置」です。 そこにホルスターをつける人が多いですが、それだと抜きしろが無いですからドローのとき引っかかります。 決まった位置から10~15mm下げたところが「ホルスターの位置」で、その位置にどうやって手を持っていくか、それによりハンズアップの姿勢が決まります。 欲しい結果から逆算して行けば効率良く望ましいホルスターポジションやフォームが得られると言う訳です。
私は、ハンズアップ姿勢から自然に両腕を下ろした時に無理無くグリップを掴める位置に銃を吊っていたのですが、どうやらコレが良くなかったようです(^^;

JSC2013で撮影した写真からAスクワッドの皆さんの構えの姿勢を集めてみました。





それぞれ微妙に違いますが、どれも正解です。 Aスクワッド入りしている事が、それを証明しています。 では、自分に合った構えの姿勢を見つけるにはどうすれば良いのでしょう? 次回は「自分の一番いい構えの姿勢」の見つけ方について解説したいと思います。
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エアガンシューティング、シューティングマッチ
Posted by ドクターあみーご at 19:01
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