2013年02月07日
レースガンの話 その4
今日は、ストライクウォーリアのお勧めカスタムレシピをご紹介しましょう。

シューティングマッチ用のお勧めエアガンにストライクウォーリアを挙げるシューターは少ないかもしれません。 コンペセイターが付いていてハイキャパ4.3ぐらいの全長がありながらインナーバレルはデトニクスと同寸の短い物が付いており、サイトレディアス(フロントサイトからリアサイトまでの距離)もデトニクスと殆ど変わりません。 トリガーガードのデザインも独特で、無加工ではフィットするレースホルスターが有りません。
では何故ストライクウォーリアを勧めるのかというと、G26アドバンス同様、軽量でストロークの短いショートスライドと、樹脂製コンペセイターが付いていて、簡単にインナーバレルを固定出来るからです(^^)
まず最初に、レースガンの定番カスタムである、インナーバレルの固定です。
フリーダムアートのアキュバレルを使えば簡単にインナーバレルを固定する事が出来ます。 コンペセイター先端までインナーバレルを延長し、更にコンペセイターでインナーバレルの先端を支えて固定し、命中精度を高めます。 あくまで簡易的なものではありますが、アキュコンプシステムに近い効果を低価格で得られます。

東京マルイ ストライクウォーリア用
アキュバレルセット ¥3500(税別)
ダットサイトを取付ける為にはマウントベースが必要です。
フリーダムアートのマウントベースキットを使えばOKです。 キットなので取付けに加工が必要ですが、プラモデルを作った事の有る人なら簡単に出来る程度の加工です。

東京マルイ ウォーリアシリーズ用
マウントベースキット ¥9800(税別)
反動の低減
エアガンの場合、反動の原因はスライドの前後動ですが、スライドの重量を軽減する事でかなり反動を少なくする事が出来ます。 また、スライドを軽量化すると、スライドの作動スピードが上がってレスポンスが向上しますし、ガスの消費量も減って燃費も向上します。 燃費が向上すればマガジン内のガスタンクの冷却も抑えられるので、ガスタンクの冷却によるガス圧低下で作動不良が起きる事も防げます。 スライドアッセンブリーで最も重いパーツはブリーチ(ブローバックハウジング)ですから、ここを軽量化するのが最も効果的です。
東京マルイ ストライクウォーリア & デトニクス用
軽量樹脂ブリーチ ¥4700(税別)
ストライクウォーリアの純正ブリーチ(ピストン)は亜鉛ダイキャスト製で重量は40g。 しかし軽量樹脂ブリーチは驚きの9gです! 軽量化によって、発射サイクルが速くなり、反動も軽くなり、燃費も向上します!
材質は、工業試作用に使われている寸法安定性と耐衝撃性に優れた材料です。 ゴム型成形のため大量生産は出来ず、模型用のポリウレタン製ではなく工業試作用の材料を使っているため大変コストが高いので一般流通が出来ない為、誠に申し訳ございませんが、ミリブロマーケットの他、下記の特約店さまにご注文ください m(__)m
次はチャンバーです。
私見ですが、インナーバレルの内径を細くしても、初速を上げる事は出来ますが命中精度を上げる事は出来ないと思っています。 命中精度に大きく関係してくるのはむしろチャンバーだと思います。
東京マルイのハンドガン用チャンバーパッキンは幾つものメーカーから発売されていますが、私はファイヤフライの甘口なまこを愛用しています。
ちなみに、インナーバレルは時々、ピカールで内側を磨いてピカピカの状態を保つようにしましょう。 マルイ純正バレルでも、ピカールで内側をピカピカに磨いてあげると、それだけで命中精度が向上する事があります(^^)
トリガーの引き味を向上させる。
トリガーの引きを軽くしてキレを良くする事も重要です。 但し、暴発し易く成って危険です。削りすぎるとフルオートになってしまいます。加工に自信の有る方だけ自己責任で行ってください。
ハンマーの側面に有る小判型の突起は、デコッキングセフティーを作動させる為の物です。 これのお陰でハンマーを指で押さえながらトリガーを引き、ゆっくりハンマーを戻す事が出来るのですが、トリガーの引き味を重くしている原因でもあります。 なので、削り取ってしまいます。 この加工だけでも、トリガーの引き味が軽く成ります。
注)小判型の突起を削り取ると、マガジンを入れたままでハンマーを指で押さえながらトリガーを引き、ゆっくりハンマーを戻そうとすると暴発しますのでご注意下さい! ハンマーを戻す時には必ずマガジンを抜いてください。
ハンマーの、シアーが掛かる部分の突起を少し削り、ピカールで磨きます。 同時に、シアーもピカールで磨きます。
この加工によってトリガーのキレが良く成ります。
注)削りすぎると暴発し易く成ったり、フルオートに成ったりします。 危険ですので少しづつ様子を見ながら削ってください。

トリガーの長さや形状もトリガーの引き味に影響を及ぼします。 フリーダムアートのストレートトリガーは、横から見るとストレートな形状ですが、指が掛かる部分はカーブを描き、更に細かい溝が刻まれています。 スピードシューティングに於ける素早い連射を容易にする為、トリガーフィーリングに徹底的にこだわった結果辿り着いた形状です。
東京マルイ ハイキャパシリーズ&ウォーリアシリーズ用
ストレートトリガー
各色¥3800(税別)
さて、ここまでのカスタムに必要なパーツ代は¥23800(税別)です。 トリガーをノーマルで我慢すれば¥20000(税別)で出来上がってしまいます。 ストライクウォーリアの値段を入れても¥36800ですよ。 これってWAのM1911シリーズと大差ない値段ですよね? ストライクウォーリアをベースにすると、かなりリーズナブルに第一線級のレースガンが仕上がるのです。 この点もストライクウォーリアをお勧めする理由なのです(^^)
外部ソースの利用
スチールチャレンジ系のシューティングマッチでは、外部ソース(グリーンガスやエアタンク)の使用が許されています。 通常ガスガンはマガジンにガスをチャージして使用しますが、エアガン用のガスは寒さに弱く気温が低いと圧力が上がらず作動不良が起こります。 また、マガジン内のガスの量が多いと、素早くホルスターから銃を抜いて撃った時、液ガスを吹いてしまう事があります。 マガジンに外部ソースを接続して使用すれば、こういったトラブルから解放されます。 グリーンガスは専用のレギュレーター(減圧装置)に取付けて使用します。 グリーンガスや専用のレギュレーターは、上越コレクターズさんや、PAW WORKSさん、ケイホビーさん、フォアフロントさん、BLAM!!さんで入手出来ます。 エアータンクは最近入手が難しいですが、練習で使用する場合はホームセンターでエアーコンプレッサーを購入するのが良いでしょう。
外部ソースを使用する場合に必要に成るのがリリースバルブです。 リリースバルブをマガジンに繋ぐには専用のホース接続キットを使用します。
NEWリリースバルブ
¥3500(税別) 詳しくはコチラ
4mmホース接続キット
¥2400(税別) 詳しくはコチラ
レースホルスターについて
ストライクウォーリアは架空銃なのでデザインが独特です。 その為、無加工で適合するレースホルスターは有りません。
しかし、安価なアジア製レプリカを加工すれば大丈夫!
←写真のホルスターは、JRマクロのコピーです。 本物とは微妙に違います(^^;) でもまあ、¥5000前後で買えるのですから気楽に加工出来て良いかと。。。

まずはスペーサーでサイズを調整します。 ホルスターの付属品としてスペーサーが何枚か付いて来ます。 もともと付いている黒いパーツの間にはさんで使う物なのですが、ストライクウォーリアのトリガーガードは厚いので、スペーサーだけを1枚両面テープで貼付けます。
次に、ロックレバーを加工します。 そのままでは、レバーを上げるとロック解除位置を通り越して再度ロックしてしまいます(^^;) 構造欠陥ですね。 パチモンですから仕方ないです。。。 ロック解除位置を通り越しても再度ロックされないように干渉する部分を切取ります。
次に、調整用の白いネジを外します。 最後に、トリガーガードをロックする出っ張りのテンションを調整するレバー(白矢印)を緩めてから、銃がスムーズに抜けるように成るまでトリガーガードをロックする出っ張り部分を少しづつ削ります。
これでOKです(^^)v
競技系パーツならフリーダム•アート http://www.gun-freedom-art.com/





シューティングマッチ用のお勧めエアガンにストライクウォーリアを挙げるシューターは少ないかもしれません。 コンペセイターが付いていてハイキャパ4.3ぐらいの全長がありながらインナーバレルはデトニクスと同寸の短い物が付いており、サイトレディアス(フロントサイトからリアサイトまでの距離)もデトニクスと殆ど変わりません。 トリガーガードのデザインも独特で、無加工ではフィットするレースホルスターが有りません。
では何故ストライクウォーリアを勧めるのかというと、G26アドバンス同様、軽量でストロークの短いショートスライドと、樹脂製コンペセイターが付いていて、簡単にインナーバレルを固定出来るからです(^^)
まず最初に、レースガンの定番カスタムである、インナーバレルの固定です。
フリーダムアートのアキュバレルを使えば簡単にインナーバレルを固定する事が出来ます。 コンペセイター先端までインナーバレルを延長し、更にコンペセイターでインナーバレルの先端を支えて固定し、命中精度を高めます。 あくまで簡易的なものではありますが、アキュコンプシステムに近い効果を低価格で得られます。

東京マルイ ストライクウォーリア用
アキュバレルセット ¥3500(税別)
ダットサイトを取付ける為にはマウントベースが必要です。
フリーダムアートのマウントベースキットを使えばOKです。 キットなので取付けに加工が必要ですが、プラモデルを作った事の有る人なら簡単に出来る程度の加工です。

東京マルイ ウォーリアシリーズ用
マウントベースキット ¥9800(税別)
反動の低減
エアガンの場合、反動の原因はスライドの前後動ですが、スライドの重量を軽減する事でかなり反動を少なくする事が出来ます。 また、スライドを軽量化すると、スライドの作動スピードが上がってレスポンスが向上しますし、ガスの消費量も減って燃費も向上します。 燃費が向上すればマガジン内のガスタンクの冷却も抑えられるので、ガスタンクの冷却によるガス圧低下で作動不良が起きる事も防げます。 スライドアッセンブリーで最も重いパーツはブリーチ(ブローバックハウジング)ですから、ここを軽量化するのが最も効果的です。
東京マルイ ストライクウォーリア & デトニクス用
軽量樹脂ブリーチ ¥4700(税別)

材質は、工業試作用に使われている寸法安定性と耐衝撃性に優れた材料です。 ゴム型成形のため大量生産は出来ず、模型用のポリウレタン製ではなく工業試作用の材料を使っているため大変コストが高いので一般流通が出来ない為、誠に申し訳ございませんが、ミリブロマーケットの他、下記の特約店さまにご注文ください m(__)m
次はチャンバーです。

東京マルイのハンドガン用チャンバーパッキンは幾つものメーカーから発売されていますが、私はファイヤフライの甘口なまこを愛用しています。
ちなみに、インナーバレルは時々、ピカールで内側を磨いてピカピカの状態を保つようにしましょう。 マルイ純正バレルでも、ピカールで内側をピカピカに磨いてあげると、それだけで命中精度が向上する事があります(^^)
トリガーの引き味を向上させる。
トリガーの引きを軽くしてキレを良くする事も重要です。 但し、暴発し易く成って危険です。削りすぎるとフルオートになってしまいます。加工に自信の有る方だけ自己責任で行ってください。

注)小判型の突起を削り取ると、マガジンを入れたままでハンマーを指で押さえながらトリガーを引き、ゆっくりハンマーを戻そうとすると暴発しますのでご注意下さい! ハンマーを戻す時には必ずマガジンを抜いてください。

この加工によってトリガーのキレが良く成ります。
注)削りすぎると暴発し易く成ったり、フルオートに成ったりします。 危険ですので少しづつ様子を見ながら削ってください。

トリガーの長さや形状もトリガーの引き味に影響を及ぼします。 フリーダムアートのストレートトリガーは、横から見るとストレートな形状ですが、指が掛かる部分はカーブを描き、更に細かい溝が刻まれています。 スピードシューティングに於ける素早い連射を容易にする為、トリガーフィーリングに徹底的にこだわった結果辿り着いた形状です。
東京マルイ ハイキャパシリーズ&ウォーリアシリーズ用
ストレートトリガー
各色¥3800(税別)
さて、ここまでのカスタムに必要なパーツ代は¥23800(税別)です。 トリガーをノーマルで我慢すれば¥20000(税別)で出来上がってしまいます。 ストライクウォーリアの値段を入れても¥36800ですよ。 これってWAのM1911シリーズと大差ない値段ですよね? ストライクウォーリアをベースにすると、かなりリーズナブルに第一線級のレースガンが仕上がるのです。 この点もストライクウォーリアをお勧めする理由なのです(^^)
外部ソースの利用
スチールチャレンジ系のシューティングマッチでは、外部ソース(グリーンガスやエアタンク)の使用が許されています。 通常ガスガンはマガジンにガスをチャージして使用しますが、エアガン用のガスは寒さに弱く気温が低いと圧力が上がらず作動不良が起こります。 また、マガジン内のガスの量が多いと、素早くホルスターから銃を抜いて撃った時、液ガスを吹いてしまう事があります。 マガジンに外部ソースを接続して使用すれば、こういったトラブルから解放されます。 グリーンガスは専用のレギュレーター(減圧装置)に取付けて使用します。 グリーンガスや専用のレギュレーターは、上越コレクターズさんや、PAW WORKSさん、ケイホビーさん、フォアフロントさん、BLAM!!さんで入手出来ます。 エアータンクは最近入手が難しいですが、練習で使用する場合はホームセンターでエアーコンプレッサーを購入するのが良いでしょう。
外部ソースを使用する場合に必要に成るのがリリースバルブです。 リリースバルブをマガジンに繋ぐには専用のホース接続キットを使用します。

¥3500(税別) 詳しくはコチラ

¥2400(税別) 詳しくはコチラ
レースホルスターについて

しかし、安価なアジア製レプリカを加工すれば大丈夫!
←写真のホルスターは、JRマクロのコピーです。 本物とは微妙に違います(^^;) でもまあ、¥5000前後で買えるのですから気楽に加工出来て良いかと。。。

まずはスペーサーでサイズを調整します。 ホルスターの付属品としてスペーサーが何枚か付いて来ます。 もともと付いている黒いパーツの間にはさんで使う物なのですが、ストライクウォーリアのトリガーガードは厚いので、スペーサーだけを1枚両面テープで貼付けます。
次に、ロックレバーを加工します。 そのままでは、レバーを上げるとロック解除位置を通り越して再度ロックしてしまいます(^^;) 構造欠陥ですね。 パチモンですから仕方ないです。。。 ロック解除位置を通り越しても再度ロックされないように干渉する部分を切取ります。

これでOKです(^^)v
競技系パーツならフリーダム•アート http://www.gun-freedom-art.com/




Posted by ドクターあみーご at 19:01
│カスタムガン