2015年01月04日
N-IDPAジャパンナショナル2014その1
みなさん月刊GUNマガジン2015年2月号はご覧頂けましたでしょうか? 私が担当している「トイガンシューティングインフォメーション」でN-IDPAジャパンナショナルをレポートしていますが、1ページでは、その面白さを伝えきれませんでしたので、ここで補足レポートをお送り致します。

IDPA (International Defensive Pistol Association)は、大雑把に言うとアメリカ発祥の拳銃による護身術って感じの競技です。
あくまで Defensive なので、セルフディフェンスに使用する銃や秘匿性に優れたホルスターを使用します。 コンペセイターやダットサイトを搭載した大柄なレースガンや、素早いドロウを追求した結果秘匿性の全く無いレースホルスターは使用禁止です。
コースも「事務所に武装強盗が押し入って来た」とか「自宅で寝ていたら武装した泥棒が押し入って来た」といった(アメリカでは)有りそうな、具体的な想定でデザインされていて、賊を撃退して自分や家族や友人を守る為の技術を磨きます。
世界で50の国や地域に支部が有りますが、日本にも支部が有ります。
それが N-IDPA です。
N-IDPAは福岡、埼玉、岐阜に支部が有り、年に数回の ポスタルマッチ の他、年に1回ジャパンナショナルを開催しています。 ここ数年シューティングマッチはどんどん盛り上がっていて、各地でいろいろなシューティングマッチが開催されていますが、N-IDPAジャパンナショナルはステージの作り込みが物凄く(2013年の動画)「日本一凝ったステージを楽しめる大会」として有名です。 2013年大会は他の試合と重なってしまって参加できませんでしたが、跡から写真や動画を観て「参加しておけば良かった!!」とほぞを噛みました(><) そこで、2014年は「N-IDPAジャパンナショナル2014」を最優先にスケジュールを組み、めでたく参加する事が出来ました! 評判通り最高に楽しいマッチでしたよ〜(^0^)/
まずは銃のパワーチェックを受けます。 どんなシューティングマッチでも同じですが安全第一です!
また、IDPAでは銃の大きさにも規定が有って、オートマティックの銃はマガジンを挿入した状態で、IDPAガンテストボックス(22.22cm×15.24cm×4.12cm)に収まるサイズでなくてはなりません。


他にもコンペセイターやダットサイト、レーザーサイトが付いていると使用出来ませんし、細かい規定がイロイロ有ります。 大雑把に言うと「拳銃護身術」なので競技に特化したカスタムガンはダメだという事なのです。
制限が多いIDPAですが全くカスタム出来ないという訳ではありません。 左の写真は私が使用したグロックですが、アサルトフレーム2014.2とフラッシュサイト、そしてカスタムトリガーを装備しています。

アサルトフレーム2012はサムレストの左右の張り出しが大きかったので規定の大きさに収まらず使用出来ませんでしたが、アサルトフレーム2014ではサムレストの張り出しを控え目にしましたのでN-IDPAで使用する事ができます(^^)
ちなみに、アサルトフレーム2014はジャパンスティールチャレンジのタクティカルクラスでも使用出来ます(^^)v
ホルスターやマガジンポーチにも細かい規定が有るのですが、詳しくはコチラをご覧下さい。

ちなみに、会場には出店もあります。 ファイナルオプションさんでは IDPA対応のカスタムリボルバーなど魅力的な商品を販売していました(^^)

さて、N-IDPAジャパンナショナル2014では4つのステージが用意されましたが、ステージ1以外はギミック満載の凝ったステージなので事前にしっかりコース説明が行なわれます。
STAGE 1
基本的な射撃テクニックが問われるスタンダードなステージです。 シナリオはありません。

ターゲットに背を向け両手を頭の後ろに組んだ状態でスタンバイ。 1回目は、合図で振り向いて銃を抜きタクティカルシークエンスでボディーに2発撃ったらリロードしてヘッドに1発づつ撃ち込み終了。 2回目は利き手だけでボディーに2発(タクティカルシークエンス)、ドラム缶の陰に隠れてリロードしてドラム缶を盾に利き手だけでヘッドに1発づつ撃ち込む。 手のマークが書かれているターゲットは人質なので撃ってはいけない上、規定の弾数以上撃つとペナルティーになるので注意が必要。

文章で説明すると難しく感じてしまいますが、女子中学生でも撃ててますから大丈夫(^^)v

ちなみに、ライフルクラスでも2回目は利き手だけで撃ちます。 重くて撃ち難そう。。。(^^;
STAGE 2
あなたはこの町に住む善良な市民です。 道を歩いていると悪漢どもに因縁をつけられ襲われました。 あなたは走って逃げ出し、なんとかダストボックスに隠れる事ができたものの、悪漢達は今度は凶器を片手にダストボックスを取り囲みます。 どうやらバレたようです。 自衛のため最終的な決断を行って下さい!


ダストボックスの中に隠れ装填済みの銃にセフティーを掛け、手に持った状態でスタンバイ。 スタートの合図で、頭でダストボックスのフタを持ち上げ隙間から撃つ。 ターゲットを外したら撃ち直しても良いがタクティカルプライオリティーで2発づつ。 例によって手のマークが書かれているターゲットは人質なので撃ってはいけない。 ダストボックスに隠れながら撃つなんて経験は初めてだし、ゆらゆらと左右に揺れるターゲットも有って面白いステージだ!
ちなみにライフルクラスだとかなり窮屈!
つづく
競技系パーツならフリーダム•アート http://www.gun-freedom-art.com/

IDPA (International Defensive Pistol Association)は、大雑把に言うとアメリカ発祥の拳銃による護身術って感じの競技です。
あくまで Defensive なので、セルフディフェンスに使用する銃や秘匿性に優れたホルスターを使用します。 コンペセイターやダットサイトを搭載した大柄なレースガンや、素早いドロウを追求した結果秘匿性の全く無いレースホルスターは使用禁止です。
コースも「事務所に武装強盗が押し入って来た」とか「自宅で寝ていたら武装した泥棒が押し入って来た」といった(アメリカでは)有りそうな、具体的な想定でデザインされていて、賊を撃退して自分や家族や友人を守る為の技術を磨きます。
世界で50の国や地域に支部が有りますが、日本にも支部が有ります。
それが N-IDPA です。
N-IDPAは福岡、埼玉、岐阜に支部が有り、年に数回の ポスタルマッチ の他、年に1回ジャパンナショナルを開催しています。 ここ数年シューティングマッチはどんどん盛り上がっていて、各地でいろいろなシューティングマッチが開催されていますが、N-IDPAジャパンナショナルはステージの作り込みが物凄く(2013年の動画)「日本一凝ったステージを楽しめる大会」として有名です。 2013年大会は他の試合と重なってしまって参加できませんでしたが、跡から写真や動画を観て「参加しておけば良かった!!」とほぞを噛みました(><) そこで、2014年は「N-IDPAジャパンナショナル2014」を最優先にスケジュールを組み、めでたく参加する事が出来ました! 評判通り最高に楽しいマッチでしたよ〜(^0^)/

また、IDPAでは銃の大きさにも規定が有って、オートマティックの銃はマガジンを挿入した状態で、IDPAガンテストボックス(22.22cm×15.24cm×4.12cm)に収まるサイズでなくてはなりません。


他にもコンペセイターやダットサイト、レーザーサイトが付いていると使用出来ませんし、細かい規定がイロイロ有ります。 大雑把に言うと「拳銃護身術」なので競技に特化したカスタムガンはダメだという事なのです。
制限が多いIDPAですが全くカスタム出来ないという訳ではありません。 左の写真は私が使用したグロックですが、アサルトフレーム2014.2とフラッシュサイト、そしてカスタムトリガーを装備しています。

アサルトフレーム2012はサムレストの左右の張り出しが大きかったので規定の大きさに収まらず使用出来ませんでしたが、アサルトフレーム2014ではサムレストの張り出しを控え目にしましたのでN-IDPAで使用する事ができます(^^)
ちなみに、アサルトフレーム2014はジャパンスティールチャレンジのタクティカルクラスでも使用出来ます(^^)v
ホルスターやマガジンポーチにも細かい規定が有るのですが、詳しくはコチラをご覧下さい。

ちなみに、会場には出店もあります。 ファイナルオプションさんでは IDPA対応のカスタムリボルバーなど魅力的な商品を販売していました(^^)

さて、N-IDPAジャパンナショナル2014では4つのステージが用意されましたが、ステージ1以外はギミック満載の凝ったステージなので事前にしっかりコース説明が行なわれます。
STAGE 1
基本的な射撃テクニックが問われるスタンダードなステージです。 シナリオはありません。

ターゲットに背を向け両手を頭の後ろに組んだ状態でスタンバイ。 1回目は、合図で振り向いて銃を抜きタクティカルシークエンスでボディーに2発撃ったらリロードしてヘッドに1発づつ撃ち込み終了。 2回目は利き手だけでボディーに2発(タクティカルシークエンス)、ドラム缶の陰に隠れてリロードしてドラム缶を盾に利き手だけでヘッドに1発づつ撃ち込む。 手のマークが書かれているターゲットは人質なので撃ってはいけない上、規定の弾数以上撃つとペナルティーになるので注意が必要。
動画はコチラ

文章で説明すると難しく感じてしまいますが、女子中学生でも撃ててますから大丈夫(^^)v

ちなみに、ライフルクラスでも2回目は利き手だけで撃ちます。 重くて撃ち難そう。。。(^^;
STAGE 2
あなたはこの町に住む善良な市民です。 道を歩いていると悪漢どもに因縁をつけられ襲われました。 あなたは走って逃げ出し、なんとかダストボックスに隠れる事ができたものの、悪漢達は今度は凶器を片手にダストボックスを取り囲みます。 どうやらバレたようです。 自衛のため最終的な決断を行って下さい!


ダストボックスの中に隠れ装填済みの銃にセフティーを掛け、手に持った状態でスタンバイ。 スタートの合図で、頭でダストボックスのフタを持ち上げ隙間から撃つ。 ターゲットを外したら撃ち直しても良いがタクティカルプライオリティーで2発づつ。 例によって手のマークが書かれているターゲットは人質なので撃ってはいけない。 ダストボックスに隠れながら撃つなんて経験は初めてだし、ゆらゆらと左右に揺れるターゲットも有って面白いステージだ!
ちなみにライフルクラスだとかなり窮屈!
動画はコチラ

つづく
競技系パーツならフリーダム•アート http://www.gun-freedom-art.com/
Posted by ドクターあみーご at 21:03
│N-IDPA