2011年05月27日
耐久試験1

去る3月10日から15日までの間、実はロサンゼルスへ実銃用グロックアキュコンプDとC-MOREホリゾンタルマウントの耐久試験をしに行っていました。

そこで、今年こそは自分の銃で全ステージ撃ち終えられるようにダットサイトをアメリカで最も評判の良いC-MOREに替え、マウントも横置きのモノを造って耐久試験に臨んだのでした。
当初は、C-MOREの搭載位置が適切かどうかを検証する事をメインに考えていました。 位置が銃口側過ぎればアキュコンプとスライド先端との隙間から吹き戻すガスを浴びてしまう可能性が有ります。 サイドポートを開ける等、コンセイターのデザインを見直す事で最初の実銃用プロトタイプに比べると随分吹き戻しは減ったのですが気をつけるに越した事はありません。 逆に、搭載位置が後過ぎるとエジェクションポートからのガスの吹き戻しに晒される危険性が出てきます。 既に実射テストはAさんがやってくれていたのですが、沢山撃つとどうなるかは実験してみない事には解りません。

ロスでは、毎回イロイロなハプニングが有るのですが、今回はいきなりラッキーな出来事が(*^0^*)
映画やTVゲームで銃が登場する事は珍しくありませんが、銃声とかってどうやって録音してるか知ってました? 近頃は撮影現場で録音するのではなく、効果音の類いは全部別録りして後で合成するんですね。
耐久試験はUSスチールチャレンジの会場であるパイルーで行なったのですが、レンジに着くとプロップガンレンタル会社の人が居まして、なんでも銃声の録音をしているので暫く撃つのを待ってくれとの事。 仕方が無いので準備だけ先にしておこうとスチールチャレンジのレンジへ荷物を運んでいると、「面白いモノが有るから見に来ないか?」とお誘いが。
二つ返事で録音をしているライフルレンジへ行って見ると、そこには林立するマイクと共に古今東西のアサルトライフルがズラ〜リ! ドラグノフやミニミといった大物も有ります。 そして、なんとミニガンまであるじゃないですか!!!
これから、ミニガンを撃つから見ていきなさいという事だったんですね(^^)
ミニガンを見るのは初めてではありませんが、撃つのを見るのは初めてです。 しかも、空砲だけでなく実弾も撃つのだとか。 凄げ〜!
しかし、残念ながら、現在製作中の作品なので当然撮影NG。 詳しい事を書く事もNGです。 そんな訳で、写真はありませんのであしからず(^^;)
さて、録音風景を見学していると、スナイパーライフルの録音が終わり、いよいよミニガンの出番です。 ゴツイ三脚をペグで地面に固定しているのにもかかわらず、撃つ度に三脚ごとミニガンが揺れます。 何度もペグを打ち直しながら撃ってました(^^;)
毎秒30発くらい出るんですから、反動も毎秒30発分な訳で、それはもう凄い反動です。 最後に空砲で撃ってましたが、今度はミニガンは殆ど動きません。 なるほど、これなら人間抱えて撃つのも可能ですね(^^)
せっかくなので、最後にプロップ屋さんにグロックアキュコンプを見せてみました。 するとかなり興味を持ってくれて「送ってくれれば何かの作品に使ってあげるよ」と言ってくれました 0(^0^)0
さっそく実銃用グロックアキュコンプDを2個送る手配を致しました。 何時に成るか解りませんが、もしかするとグロックアキュコンプDがハリウッドデビューするかも知れません(^^)v
つづく
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Posted by ドクターあみーご at 20:07
│実弾射撃