2010年06月03日
タッシーカスタム
テリー・タッシーさんはM1911以外の銃もカスタムします。 色々見せて頂いた中で、圧倒的な存在感を放っていたのがコレ↓ ブローニングハイパワーのロングスライドモデルです。
コンペセイターが流行る前は銃の重さでリコイルを抑えようとしていました。 重くするにしても銃の先の方を重くした方がリコイルを抑え易いのはお解りですね。 テコの原理です。 そこでロンススライドのカスタムオートが流行ったんですね。 MGCがM1911(GM2)のカスタムモデルを発売し出した頃はまだコンペセイターが普及していない時期だったので、ロングスライドカスタムはカスタムM1911のハイエンドモデルだったのです。 当時学生の私には高嶺の花でとてもじゃないが手が出ません。 ロングスライドは憧れでした。 そのせいか今でもロングスライドのオートマッチックは大好きです。

ブローニングハイパワーはトリガーバーがスライドに内蔵されています。 ダブルカラムでも握り易いようにグリップ上部をくびれさせる為、トリガーの動きをスライドに埋め込んだシーソー状のトリガーバーでシアに伝達しています。 その為、スライドとフレームとの間にガタが有るとトリガーフィーリングが悪く成ってしまいます。 しかし、あまりタイトだとスライドの作動に問題が生じます。 ブローニングハイパワーのトリガージョブは難しいのです。 しか〜し、タッシーカスタムのトリガーフィーリングは絶品でした!

テリー・タッシーさんの作品はアメリカ銃器雑誌でレポートされる事が多く、このブローニングハイパワー・ロングスライドもアメリカンハンドガンナー誌の表紙を飾っています。

掲載された記事がパネルになってオフィスのロビーに飾られていましたが、コレは一部に過ぎません。 これほどまで頻繁に採り上げられるのは、それだけ個性的で人気が有ると言う事でしょう。 タッシーカスタムはどれも数千ドルの高級品ですが沢山のファンを持っています。 スティーブンセガールもその一人。 写真ではご紹介出来ませんが、ちょうどスティーブンセガール用の新作が作られていました。

最近、日本ではタクティカル系がブームですからカスタムガンもタクティカル系に偏りがちです。 フレームやスライドを大胆に切断したり溶接で繋いだりといった気合いの入ったカスタムガンを見るのは久し振りで(しかもナマで!)ついつい興奮してしまいました。 タッシーカスタムの多くは芸術の域に達しています。 当社はフリーダム・アートを名乗っていますが、まだまだ芸術の域には届きません。 遠くにうっすら明かりが見える程度です。 私もいつか、見る者が思わずため息を漏らすような作品を造り上げたいものです。
つづく
テリー・タッシーさんについて詳しくは、月刊GUN 2004年8月号 p.58〜p.73と、2008年10月号 p.76〜p.79 にレポートが掲載されています。
また、テリー・タッシーさんのHPはコチラです↓
http://www.tusseycustom.com/
カスタムパーツならフリーダム・アート http://www.gun-freedom-art.com


ブローニングハイパワーはトリガーバーがスライドに内蔵されています。 ダブルカラムでも握り易いようにグリップ上部をくびれさせる為、トリガーの動きをスライドに埋め込んだシーソー状のトリガーバーでシアに伝達しています。 その為、スライドとフレームとの間にガタが有るとトリガーフィーリングが悪く成ってしまいます。 しかし、あまりタイトだとスライドの作動に問題が生じます。 ブローニングハイパワーのトリガージョブは難しいのです。 しか〜し、タッシーカスタムのトリガーフィーリングは絶品でした!

テリー・タッシーさんの作品はアメリカ銃器雑誌でレポートされる事が多く、このブローニングハイパワー・ロングスライドもアメリカンハンドガンナー誌の表紙を飾っています。

掲載された記事がパネルになってオフィスのロビーに飾られていましたが、コレは一部に過ぎません。 これほどまで頻繁に採り上げられるのは、それだけ個性的で人気が有ると言う事でしょう。 タッシーカスタムはどれも数千ドルの高級品ですが沢山のファンを持っています。 スティーブンセガールもその一人。 写真ではご紹介出来ませんが、ちょうどスティーブンセガール用の新作が作られていました。

最近、日本ではタクティカル系がブームですからカスタムガンもタクティカル系に偏りがちです。 フレームやスライドを大胆に切断したり溶接で繋いだりといった気合いの入ったカスタムガンを見るのは久し振りで(しかもナマで!)ついつい興奮してしまいました。 タッシーカスタムの多くは芸術の域に達しています。 当社はフリーダム・アートを名乗っていますが、まだまだ芸術の域には届きません。 遠くにうっすら明かりが見える程度です。 私もいつか、見る者が思わずため息を漏らすような作品を造り上げたいものです。
つづく
テリー・タッシーさんについて詳しくは、月刊GUN 2004年8月号 p.58〜p.73と、2008年10月号 p.76〜p.79 にレポートが掲載されています。
また、テリー・タッシーさんのHPはコチラです↓
http://www.tusseycustom.com/
カスタムパーツならフリーダム・アート http://www.gun-freedom-art.com
Posted by ドクターあみーご at 20:23
│実弾射撃