2013年08月20日
ファイブラウンズ!
きたる 8月25日(日)
Yokohama PCM に於いて
Yokohama PCM 14th が開催されますが、主催者の モウリ名人 は、あらゆるシューティングマッチに精通しているだけでなく、PMCのようなシリアスなシューティングマッチの他、数々のユニークなシューティングマッチを主催しています。
PMCについて詳しくはこちら
なかでも5連発のスナブノーズリボルバーのみを使用する「ファイブラウンズ」は実に興味深いシューティングマッチです。
って事で、今回は去る2013年6月30日に開催された
ファイブラウンズ2013 をご紹介しましょう(^^)/
セルフディフェンス用ピストルとして、最小限の選択肢である5連発の小型リボルバー。 その有用性を実践の中で検証するというのがファイブラウンズの趣旨です。
実銃と違ってエアガンのリボルバーは、構造上オートマチックに比べて命中精度がイマイチです。 小型リボルバーともなれば更に顕著で、装弾数は少なく飛距離は短く命中精度は••• サバイバルゲームでもシューティングマッチでも、まず出番はありません。 でも小型リボルバーって魅力有るんですよね。 基本的にコレクションはしない私でもタナカのチーフスペシャルを2丁も持っています(先日、更にセンチ二アルを買ってしまったので今は3丁です)。
しかし、ファイブラウンズでは、敢えてこの小型リボルバーだけを使うのです! しかもリアルカウントで装弾数は5発、リロード無しです!! 1ステージにつき5発で勝負をつけるのです!!!
ファイブラウンズは、5連発の小型リボルバーで楽しむ為に数々の工夫が凝らされています。 ↑例えばこのステージでは、5m程の距離からラクタングル(四角い鉄板ターゲット)に5発当て終わるまでのタイムを競います。 オートマチックならめちゃくちゃ簡単なステージですが、小型リボルバーではちょっとキツイかも••• しかも1発外すごとにペナルティータイムが加算されるので、絶対に外せません(^^;)
そこで一工夫。 このステージでは、ターゲットの真ん前まで前進する事が許されています。 ですから、当てる自信が無ければ当てられる距離まで近づけば良いのです(^^)v もちろんタイムロスにはなりますが(^^;
↑このステージでは、バリケードの3つの窓から3枚のペーパーターゲットを撃ちます。 ターゲットのAゾーンに当ればペナルティータイムは無し。 Bなら+0.5秒、Cなら+1秒という具合にペナルティータイムが加算されます。 1枚のターゲットに対して1発当てれば良いのですが、Aゾーンを外したと思ったら、当るまで撃ってもかまいません。 但し、弾は5発しかありませんから撃ちすぎると途中で弾切れに成ってしまいます。 しかし、弾切れに成っても大丈夫。 このステージでは(って言うか、殆どのステージでは)STOPターゲットは無く、代わりにフットスイッチを足で踏むか手で押すかしてタイマーを止めます。 撃ち漏らした分のペナルティータイムは加算されるものの、弾切れで失格に成る事はありません。 いや〜良く考えられてますね〜(^^) ステージデザインに「愛」がありますね〜
↑このステージでは、銃を台の上に有る箱に、グリップがターゲット側を向く様に差し込んだ状態からスタートします。 眼前の敵が腰に吊っている銃を奪って攻撃するという設定です。 なかなか凝った状況設定ですね(^^)
箱から銃を抜くのにコツが要ります。 手をひねって銃を抜かないと、ちゃんとグリップを握れません(^^;
しかし、上級者は手をひねらずに銃を引き抜き、銃が逆立ちした状態で小指でトリガーを引きます! カッコイイ!!
↑このステージはテーブルを挟んで抜こう側に敵が一人。 その後ろに敵のボディーガードが立っているという想定。 テーブルの下からズドン!とやって、その後ボディーガードをやっつけて手でスイッチを押して終了。 もちろん外したと思ったら当るまで撃っても良いです。 ギャング映画のワンシーンみたいですね(^^)
↑このステージは、就寝中に敵に襲われたという設定。 写真はかなり増感していますが、実際はほとんど真っ暗。 ターゲットがうっすら見える程度です。 銃は枕の下に入れてスタンバイです。 このステージもフットスイッチを足で踏むか手で押すかして終了と成ります。
↑敢えてホルスターを使わず、銃をズボンに挟んでシャツで隠し、スタートの合図でシャツをたくしあげて銃を抜くなんてステージも有ります(^^)
他にもオモシロステージが一杯あります。 ファイブラウンズ2013では全部で10ステージ有りましたが、どのステージも1回づつしか撃てません。 5発以内で決着が付くステージばかりですから、時間も掛からないし場所も取りません。 更に、通常のシューティングマッチでは使用出来ないショルダーホルスターやアンクルホルスター(足首に付けるヤツです)の使用も許されています(^^) 最近では革製のホルスターを使う機会が少なくなりましたが、小型リボルバーには革製のホルスターが似合いますね(^^)
さて、ファイブラウンズ2013を征したのは!
優勝:センダノリフミ選手(中央)
準優勝:サカモトナオキ選手(左)
第3位:コンドウタカヨシ選手(右)
入賞された皆さん、おめでとうございます(^0^)/
ところで、私は体調不良の為、ファイブラウンズ2013には参加出来ませんでした(><)
チーフスペシャルのエングレーブモデルを投入しようと準備していたのですが。。。
しかし、先日、某所で開催された「ファイブラウンズお試し会」に参加するチャンスに恵まれました(^^)/ ファイブラウンズ2013に参加して、すっかりハマってしまったAさん主催による、ファイブラウンズ2013を再現した体験会です。 たった5発でどこまで楽しめるものなのか?気になって仕方なかったので、大変ラッキーでした(^^)
実際にファイブラウンズ2013のステージを撃ってみた感想ですが、シューティングマッチの面白さと、銃の性能や弾数は無関係だと気付きました。 命中精度がイマイチなら大きな的を近くから撃てば良いのですし、弾数が少なければ少ない成りに工夫次第でいくらでも楽しいステージデザインが出来るのだと。「ファイブラウンズお試し会」には7名が参加しましたが、それはもう大盛り上がりでした(^^)
更に、ファイブラウンズの場合、的までの距離が短い上に的の数が少ないので、ステージがとてもコンパクトにデザイン出来ます。 その気になれば4畳半でも2ステージくらい組めます。 なんだかシューティングマッチの可能性自体がぐっと広がった様な気がしました。 さすが、あらゆるシューティングマッチに精通しているモウリ名人のデザインしたシューティングマッチです!
競技系パーツならフリーダム•アート http://www.gun-freedom-art.com/
エアガンシューティング、シューティングマッチ
Posted by ドクターあみーご at 19:01
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