2018年05月17日
レースガン研究3
レースガンはシューティングマッチで勝つためのカスタムガンです。
実銃とエアガンとでは作動原理が異なりますので、自ずとカスタムの方法は異なります。
レースガンと言うと、多くの人はコンペセイターとダットサイトが付いた銃をイメージするのではないでしょうか?
実銃の場合、火薬の燃焼ガスの力で弾頭を飛ばします。 弾頭を発射する反作用として生じるのがリコイルです。 リコイルは銃身軸線上に発生しますが、それより下にグリップがあるので銃口を持ち上げる方向にもリコイルは働きます。 弾頭を押し出した後の火薬の燃焼ガスを上方向に噴き出させて銃口の跳ね上がりを抑えるのがコンペセイターです。
私はかつて、自分でデザインしたコンペセイターをグロックに取り付けて実験しましたが、コンペセイターの効果を実感しました。 詳しくはコチラ
しかし、エアガンの場合はBB弾を発射する為のガスの量はわずかですし圧力も低いのでコンペセイターのリコイル抑制機能はありません。 銃口が跳ねあがらないように重りを付けるという意味でなら有効かもしれませんが、多くの場合、コンペセイターはアウターバレルに固定されています。 殆どのガスブローバックガンは、スライドで押されてアウターバレルが後退するショートリコイルギミックを持っていますが、アウターバレルに重りを付けるとスライドが後退するとき抵抗になってしまい、作動が不安定になります。
では、なぜコンペセイターを付けるのでしょう?
それは、コンペセイターを付けるとカッコ良いからです!!
なので、なるべく作動抵抗にならないように樹脂製の軽量なコンペセイターを付けます。
しかし、フリーダムアートではコンペセイターを命中精度向上のために使います。 実銃でもエアガンでも銃身を固定する事が命中精度向上の定石です。 銃身にガタが有っては着弾がバラつくのも当然です。 実銃の場合、スライドが閉じている状態で銃身のガタを最小(ガタ無しでは作動しないので)にするために、銃身とスライドのガタを減らし、スライドとフレームのガタを減らします。 エアガンの場合、アウターバレルはショートリコイルしますが、インナーバレルはフレームに固定されています。 しかし、完全に固定されている訳ではありません。 比較的ガタの少ない東京マルイのハイキャパシリーズでも、使っているうちにガタが出ます。 そこで、フレームを延長してコンペセイターを取付け、フレームにネジ止めされたコンペセイターでインナーバレルの先端を固定します。 これがアキュコンプシステムです。
アキュコンプシステムなら、実銃と違ってスライドがガタガタになってしまっても、発射機能に問題無ければ高い命中精度が保たれます(^^)v
アキュコンプシステムはインナーバレルの先端を固定することで高い命中精度を実現していましたが、カップガンキットの場合はシュラウドに固定したアウターバレルでインナーバレルを根元までしっかり支えます(^^) カップガンキットについて詳しくはコチラ
更に、次世代アキュコンプはNON-HOP仕様のインナーバレルをチャンバー側でシャーシにしっかり固定します。 アウターバレルはショートリコイルしないストレートブローバック仕様ですからスライドの動きに干渉しません。 なのでコンペセイターを付けても作動に影響ありません(^^)
次世代アキュコンプについて詳しくはコチラ
次世代アキュコンプを使えば、実銃のレースガンっぽいリアリなシルエットでありながら、エアガンとしての性能向上をとことん追求できます!
つづく
カスタムパーツならフリーダム・アート http://www.gun-freedom-art.com
実銃とエアガンとでは作動原理が異なりますので、自ずとカスタムの方法は異なります。
レースガンと言うと、多くの人はコンペセイターとダットサイトが付いた銃をイメージするのではないでしょうか?
実銃の場合、火薬の燃焼ガスの力で弾頭を飛ばします。 弾頭を発射する反作用として生じるのがリコイルです。 リコイルは銃身軸線上に発生しますが、それより下にグリップがあるので銃口を持ち上げる方向にもリコイルは働きます。 弾頭を押し出した後の火薬の燃焼ガスを上方向に噴き出させて銃口の跳ね上がりを抑えるのがコンペセイターです。
私はかつて、自分でデザインしたコンペセイターをグロックに取り付けて実験しましたが、コンペセイターの効果を実感しました。 詳しくはコチラ
しかし、エアガンの場合はBB弾を発射する為のガスの量はわずかですし圧力も低いのでコンペセイターのリコイル抑制機能はありません。 銃口が跳ねあがらないように重りを付けるという意味でなら有効かもしれませんが、多くの場合、コンペセイターはアウターバレルに固定されています。 殆どのガスブローバックガンは、スライドで押されてアウターバレルが後退するショートリコイルギミックを持っていますが、アウターバレルに重りを付けるとスライドが後退するとき抵抗になってしまい、作動が不安定になります。
では、なぜコンペセイターを付けるのでしょう?
それは、コンペセイターを付けるとカッコ良いからです!!
なので、なるべく作動抵抗にならないように樹脂製の軽量なコンペセイターを付けます。
しかし、フリーダムアートではコンペセイターを命中精度向上のために使います。 実銃でもエアガンでも銃身を固定する事が命中精度向上の定石です。 銃身にガタが有っては着弾がバラつくのも当然です。 実銃の場合、スライドが閉じている状態で銃身のガタを最小(ガタ無しでは作動しないので)にするために、銃身とスライドのガタを減らし、スライドとフレームのガタを減らします。 エアガンの場合、アウターバレルはショートリコイルしますが、インナーバレルはフレームに固定されています。 しかし、完全に固定されている訳ではありません。 比較的ガタの少ない東京マルイのハイキャパシリーズでも、使っているうちにガタが出ます。 そこで、フレームを延長してコンペセイターを取付け、フレームにネジ止めされたコンペセイターでインナーバレルの先端を固定します。 これがアキュコンプシステムです。
アキュコンプシステムなら、実銃と違ってスライドがガタガタになってしまっても、発射機能に問題無ければ高い命中精度が保たれます(^^)v
アキュコンプシステムはインナーバレルの先端を固定することで高い命中精度を実現していましたが、カップガンキットの場合はシュラウドに固定したアウターバレルでインナーバレルを根元までしっかり支えます(^^) カップガンキットについて詳しくはコチラ
更に、次世代アキュコンプはNON-HOP仕様のインナーバレルをチャンバー側でシャーシにしっかり固定します。 アウターバレルはショートリコイルしないストレートブローバック仕様ですからスライドの動きに干渉しません。 なのでコンペセイターを付けても作動に影響ありません(^^)
次世代アキュコンプについて詳しくはコチラ
次世代アキュコンプを使えば、実銃のレースガンっぽいリアリなシルエットでありながら、エアガンとしての性能向上をとことん追求できます!
つづく
カスタムパーツならフリーダム・アート http://www.gun-freedom-art.com
Posted by ドクターあみーご at 20:02
│エアガンシューティング│カスタムガン