2017年06月27日
第5回OLDスチールその1
2017年6月25日にフォレッジグリーンときがわで開催された
第5回 OLDスティール に参加しました(^^)
OLDスティールは鉄板ターゲットを如何に速く撃ち終えるかを競うスチール系の競技です。 スチールチャレンジ系競技の源流は、1981年にカリフォルニアではじまったUSスティールチャレンジ(World Speed Shooting Championship)です。 日本では、これを模して1985年に第1回ジャパンスティールチャレンジが開催されます。(この頃はモデルガンを使っていました) 詳しくはコチラをご覧下さい→ JSCの歴史 その1、その2、その3、その4
さて、現在のスチールチャレンジは5枚の鉄板ターゲットを撃ち終えるまでのタイムを競っていますが、昔はターゲットが2枚のステージや3枚のステージもありました。 また、5枚のターゲットでも現在のステージとは異なる物が色々ありました。
OLDスティールは、これら現在では使われなくなった古いステージを復刻して楽しもうという物なのです。
基本的に高速ステージばかりなので、上手く決まれば凄いタイムが出ますが失敗すると転落です(^^;
JSCよりもターゲットまでの距離が近く、アンリミテッドよりもターゲットが大きいのが特徴で、失敗を恐れず思いっきりスピード上げて撃ちまくる豪快で爽快感抜群の競技です(^^)/
OLDスティールは1980年代のスチールチャレンジをイメージしているので、ダットサイトやレーザーサイトは禁止。 逆に、現在では禁止されているクロスドロウ(利き腕と逆側にホルスターを装着するスタイル)はOKです。
もちろん、ダットサイトやレーザーサイトを使わなければ近代レースガンや最新のレースホルスターでもOKですが、参加者の半数くらいは80年代をイメージした装備で楽しんでいました。
カミカゼ
このステージは JSC の FiveToGo を反転させたようなステージです。 ターゲットは全部15cmですが、撃ち慣れた FiveToGo の逆なのでベテランほど手を焼くステージです(^^;
ちなみに、 FiveToGo の場合は最初の4枚はだんだん遠く成って行き最後の STOP は近くに有るのですが、カミカゼのSTOPは一番奥です。 行ったきり帰ってこないから「カミカゼ」なのだそうです。
JSCよりもターゲットが近くて大きいので飛ばせますが、外すとダメージが大きいので果敢に攻める選手も居れば堅実に撃つ選手も居ます。
ジェス小林さんは腰だめ撃ち。 実際に撃ってみれば判りますがメッチャ難しいです!
私は旧MGCの固定スライドガスガン、ボランド ロングコンプとアーニーヒルのアングルロックホルスターで挑戦。 30年くらい前の銃とホルスターですが楽しく撃てました(^^)
ジグザグ
文字どおりジグザグにターゲットが並んだステージ。 振り幅の小さいスピードステージですが、高さと距離の変化に惑わされます。 しかも、一番近くのターゲットが20cmに対して一番遠くのSTOPターゲットが12.5cmなので調子に乗ってスピードを上げすぎるとSTOPを外します(^^;
高低差が大きなステージの場合、しゃがむと見かけの高低差が縮まって撃ちやすくなります。 ホルスタードロウから素早くニーリング姿勢に入り、しかもニーリングから安定した射撃ができなければ成りませんが、上手くいけば外しが少なくなり好タイムが望めます。
トリプルスレット
直径25cmが2m、直径18cmが3m、直径15cmが4mでSTOPです。 2mで25cmは狙わずとも当てられます。3mで18cmも楽勝です。いかにも誘っているステージですね。
何しろターゲットは3枚しかありませんから2秒切り続出! 1枚外してペナルティータイムをもらう選手も続出(^^;
でもね。「やっちまったー」と思いながらも、思いっきり飛ばして当った時には凄く気持ちイイ訳ですよ。 これこそOLDスティールの醍醐味だと自分に言い訳しつつドンドン攻めていってしまうのです。
つづく
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Posted by ドクターあみーご at 21:02
│エアガンシューティング