2012年09月12日
アキュコンプ物語8
前回までのお話 アキュコンプ物語7
ショットショーとエアガンバージョン
2011年1月、USショットショーのAmerican Gunsmithing Institute (AGI)ブースに新型グロック・アキュコンプが展示されました。 もちろんジーン・シューイさんのおかげです。 新型グロック アキュコンプは、アメリカ人の好みを取入れたデザインにした事も有って大変好評でした。
一方、日本ではエアガン用を発売しました(^^)v
USスチールチャレンジの会場で耐久試験!
2011年3月、新型グロック アキュコンプの耐久テストの為に渡米しました。 ショットショーでの評判がとても良かったので、実銃用をアメリカで発売しようという事になったのです。 しかし、その為には充分な耐久試験が必要です。 また、前年の反省から、ダットサイトは耐久性に優れたC-MOREを横置きにして取り付けるマウントを造って搭載したのですが、C-MOREの搭載位置が適切かどうかを見極める必要も有ります。 銃口側過ぎればアキュコンプとスライド先端との隙間から吹き戻すガスを浴びてしまう可能性が有りますし、後過ぎるとエジェクションポートからのガスの吹き戻しに晒される危険性が出てきます。
せっかくなので練習も兼ねてUSスチールチャレンジの会場であるISIレンジで撃ちまくりです。 耐久試験なので同行した友人2人にも手伝ってもらって、3人交代でUSスチールチャレンジのステージをガンガン撃ちます。 連続800発ほどを撃ち終えた時、トラブル発生!
サムレストのネジが外れてしまったのです。
よく見るとアキュコンプ本体のネジ山が壊れてしまったのではなく、ステンレス製のネジの頭がちぎれて飛んだのです!
これは全く想定外でした。 前年のUSスチールで使ったときは全く異常を感じられなかったのですが、度重なるリコイルの衝撃で金属疲労が起きていたようです。 さっそく予備のネジを付けてテストを続行します。 暫く撃っていると、急に当らなくなってきました。 短時間に凄い勢いで撃っていますから集中力が途切れるのも仕方のない事です。 が、それにしてもやけに当たりません。
よく見てみると、今度は横置きマウントにヒビが入っていました! C-MOREの搭載位置が適切かどうかを見極める為のテストで、マウントが壊れるなんて想定外でした。
しかし、何のこれしき! C-MOREごと予備のマウントに交換して、引き続き撃ちまくります。 やがて連続発射の為、銃が触れないほど熱くなり、撃ち続ける事が出来なくなりました。 銃は良く耐えてくれてますが、これ以上は射手が耐えられません。
そこで1日目の耐久テストは1350発で終了。 2日目は950発を撃ち、合計2300発を消化してテストを終えました。 色々な発見が有り、完成度を高める道筋が見えてきました。
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カスタムパーツならフリーダムアート
ショットショーとエアガンバージョン
2011年1月、USショットショーのAmerican Gunsmithing Institute (AGI)ブースに新型グロック・アキュコンプが展示されました。 もちろんジーン・シューイさんのおかげです。 新型グロック アキュコンプは、アメリカ人の好みを取入れたデザインにした事も有って大変好評でした。
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USスチールチャレンジの会場で耐久試験!
2011年3月、新型グロック アキュコンプの耐久テストの為に渡米しました。 ショットショーでの評判がとても良かったので、実銃用をアメリカで発売しようという事になったのです。 しかし、その為には充分な耐久試験が必要です。 また、前年の反省から、ダットサイトは耐久性に優れたC-MOREを横置きにして取り付けるマウントを造って搭載したのですが、C-MOREの搭載位置が適切かどうかを見極める必要も有ります。 銃口側過ぎればアキュコンプとスライド先端との隙間から吹き戻すガスを浴びてしまう可能性が有りますし、後過ぎるとエジェクションポートからのガスの吹き戻しに晒される危険性が出てきます。
せっかくなので練習も兼ねてUSスチールチャレンジの会場であるISIレンジで撃ちまくりです。 耐久試験なので同行した友人2人にも手伝ってもらって、3人交代でUSスチールチャレンジのステージをガンガン撃ちます。 連続800発ほどを撃ち終えた時、トラブル発生!
サムレストのネジが外れてしまったのです。
よく見るとアキュコンプ本体のネジ山が壊れてしまったのではなく、ステンレス製のネジの頭がちぎれて飛んだのです!
これは全く想定外でした。 前年のUSスチールで使ったときは全く異常を感じられなかったのですが、度重なるリコイルの衝撃で金属疲労が起きていたようです。 さっそく予備のネジを付けてテストを続行します。 暫く撃っていると、急に当らなくなってきました。 短時間に凄い勢いで撃っていますから集中力が途切れるのも仕方のない事です。 が、それにしてもやけに当たりません。
よく見てみると、今度は横置きマウントにヒビが入っていました! C-MOREの搭載位置が適切かどうかを見極める為のテストで、マウントが壊れるなんて想定外でした。
しかし、何のこれしき! C-MOREごと予備のマウントに交換して、引き続き撃ちまくります。 やがて連続発射の為、銃が触れないほど熱くなり、撃ち続ける事が出来なくなりました。 銃は良く耐えてくれてますが、これ以上は射手が耐えられません。
そこで1日目の耐久テストは1350発で終了。 2日目は950発を撃ち、合計2300発を消化してテストを終えました。 色々な発見が有り、完成度を高める道筋が見えてきました。
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Posted by ドクターあみーご at 20:07
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