2011年08月19日
3日目は大事故 USスチールチャレンジ2011
3日目は午前中からパイルーの練習レンジでスチールチャレンジの練習を始めました。
2日目はタランバトラーさんのレンジで銃の調整やゼロインをしていたら夕方近くなってしまったので、スチールチャレンジの練習は諦めざるを得なかったのです(^^;)
ライトロード弾に対応する為にリコイルスプリングを切ったりして調整をしたのですが、それでも1割くらいの確率でジャムが発生します。 「もしかしてライトロード弾にバラツキがあるのでは?」と、言う事に成り、2日目の夜は電子秤で弾の重さを調べる事にしました。 結果は10.0gから10.7gまでのバラツキが有りました。 一番多いのは10.3~10.5gで、全体の8割位を占めています。 10.6g以上は1割位、10.2g以下も1割位ありました。 そこで、3日目の練習は、まず、重さ別に分類した弾を撃ってみてジャムの発生具合を見ます。 10.0gから撃ち始めましたが、意外な事に問題無く作動しました。
10.3gで少しジャムが有りましたが、どうやらこの程度のバラツキは作動に大きな影響を与えないみたいです。 結局、リコイルスプリングを更に弱くするのが良いだろうという事でHさんのグロックSJCカスタムはリコイルスプリングをもう一巻き切り、私のグロックアキュコンプDには、SJCカスタムに入っていた10ポンドのリコイルスプリングを移植しました。 どうやら正解だったようでどちらの銃も調子良く動くようになりました。
午後に成ってレンジに来る途中で買った昼食を食べた後、やっとの事でスチールチャレンジの練習が出来ると喜んで練習レンジを回り始めたのもつかの間。 HさんのSJCカスタムが大爆発しました!
私がタイマー係りをしていた時、ブザーの合図で銃を抜き、2、3発撃った所で「ボフッ」というような異音と共に煙がもくもく! 私はHさんの後ろに居たので、その瞬間は見えなかったのですが、一瞬銃から火が出て、手が熱く成ったとの事でした。 スライドがグリップフレームのレースから外れ、マウントベースに引っ掛かって止まっています。 おそらくオーバーロードげ原因かと。 弾を作る際に、既定の数倍の火薬をチャージしてしまったのでしょう。 偶然、私は重さをチェックした弾を使ってましたので難を逃れました。 レンジでは銃を分解する事も出来ず、Hさんには私のグロックアキュコンプDを交代で使ってもらう事に成りました。
練習レンジが閉まる時間に成り、食事や買い物を済ませた我々は、モーテルで原因究明に挑みました。
ロックタイトでしっかり固定されているマウントベースのネジを半田ゴテを当てる事によって加熱し、外すことに成功しました。 で、チャンバー部分を見てビックリ! 縦にぱっくり割れているではありませんか! チャンバー部分が破裂するなんて事は滅多にありません。 大怪我にならなかったのは不幸中の幸いでした。 もし、マウントベースが無かったらスライドが吹き飛んで大惨事になるところでした。
昨年は私の銃のダットサイトが故障してHさんの銃借りましたが、今年はHさんの銃が吹き飛び私の銃を貸す事になりました。 ホント、人生何が起きるかわかりません(><)
USスチールチャレンジ2011速報はコチラ
夏期休暇のお知らせ誠に勝手ながら、USスチールチャレンジ参加の為、8月14日から24日まで夏期休暇を頂きます。
この間は、FAX や Eメール への対応も出来ません。 ご不自由をお掛けして誠に申し訳ございませんが宜しくお願い申し上げます。
カスタムパーツならフリーダム・アート http://www.gun-freedom-art.com
追記 SJCカスタム大爆発の原因と思われるりロード弾は、自分達でりロードしたものではなく、リロード弾専門業者から買ったものです!!!
追記2 その後、リロード弾屋から連絡が有り、SJCカスタムは弁償してくれる事になったそうです。 もちろん弾代も返却してくれる事に。 まあ、当たり前ですよね(^^;)
Posted by ドクターあみーご at 17:23
│USスティールチャレンジ(World Speed Shooting Championship)