2010年05月27日
IPSC 初参戦6
今度のステージは椅子に座った状態で撃ちます。 背もたれに背中を付け、両手をテーブルの上に置いた状態からスタートです。 4枚のペーパーターゲットに1発づつ撃ち込みます。
この頃に成ると風は更に強くなり、ターゲットの頭部分がパタパタと揺れ動きます。 我々がこのステージに到着したとき、左端のターゲットの頭の部分が後へ折れ曲がってしまい、本来撃つべき場所が見えなくなっていました。 ボディーは全面黒く塗られているので、単なる障害物かと思ったら違ったんですね〜。 スタッフの方々が木っ端を裏側に貼付けて補強してくれましたが、しばらくすると、今度は右端のターゲットが突風に飛ばされてしまいました! しかし、スタッフの方々は至って冷静。 サクサクと代わりのターゲットを設置して競技スタートとなりました(^^;)
さて、1回目は両手で撃ちます。 椅子から立ち上がって撃っても良いのですが、私は座ったまま撃ちました。 かなりの強風なので、立っていると身体が風に揺さぶられます。 空気抵抗の多い身体なもんで・・・
2回目利き腕(ストロングハンド)のみです。 やはり座って撃つと、片手でも比較的安定して撃てます。
3回目は利き腕とは逆の腕(ウイークハンド)のみで撃ちます。 ホルスターは利き手側に有りますから、利き手で銃を抜いてウイークハンドに持ち替えます。 2つ目のステージでもウイークハンドのみは有りましたが、私もHさんもエアーガンでウイークハンドへの持ち替えは練習した事が有ります。 私はジャパンビアンキカップ(古い話で恐縮です)の頃に、Hさんは横浜PCMのPMCに参戦する為に練習していたのです。 スムーズに持ち替えが出来るものですから、現地のシューターさん達は「初心者なのに何故???」って驚いていたみたいです(後で聞いた話ですが)。 エアガンでの練習が実銃射撃にも有効である事を再認識した次第。
さてさて、6つのステージを全て撃ち終え表彰式の始まりです。
今回はマザーズデイの週なので参加者は27名と少なくステージもシンプルなものばかりでしたが、普段はもっと沢山の参加者が居てステージもドアや窓やスウィンガーなどが有る手の込んだものが多いのだとか。 でも、実銃IPSC初体験の我々にはちょうど良かった感じです。 結果は総合11位。 Hさんは20位、Aさんは7位でした。 IPSCにはパワーファクターというルールが有って、我々が使った9㎜パラベラム弾はパワーが弱いという事でマイナーに分類されます。 40S&Wや45ACPなどパワーの有る弾を使うメジャーとは採点方法が異なりマイナーは若干不利になります。 パワーの弱い弾は反動も弱くて扱い易いのだからハンデが有ってしかるべきという感じでしょうか。 そんな訳で、マイナーパワーファクターでの参戦としては上出来と言えましょう。 しかもAさんは、Uクラスのオープンデビジョンのトップという事で表彰されていました。 Aさんおめでとうございます(^^)/
6つのステージで、スタンディング、ニーリング、プローン、椅子に座っての射撃やバリケード射撃など、色々なシュチエーションを経験出来ました。 グロック・アキュコンプ・カスタムは快調作動! ジャムも無く、コンペセイターが充分効いていて撃ち味もマイルド、充分使える仕上がりでした。
グロック・アキュコンプのデザインが実銃にも通用する事が確認出来ました。 バンザ〜イ!!
残るは耐久テストのみって感じです(^^)v
つづく
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Posted by ドクターあみーご at 07:26
│実弾射撃