2023年02月21日

JSC LG 2023 その3

2023年2月12日に浅草の東京都立産業貿易センターにて JSC LG 2023 が開催されました。

JSC LG 2023 その3

JSC LG(JAPAN STEEL CHALLENGE LONG GUN)は、ロングガン(ライフルやサブマシンガン)のみを使用して5枚の鉄板ターゲットをいかに速く撃ち終えるかを競う競技で、ルールは JSC と殆ど同じです。 

シューティングマッチの楽しみ方は人それぞれ。 決して勝つことだけが楽しみではありません。 好きな銃で高みを目指すのも楽しいですし、ノーマル銃でどこまで行けるか挑むのも楽しいと思います。 同好の士と親交を深めるのも楽しいです。
私の場合は、レースガン造りが楽しくてシューティングマッチに参加しています。 究極のレースガンを求めて試行錯誤するのが楽しいのです(^^)

JSC LG 2023 その3

ロングガンを使用するスティールチャレンジ系のシューティングマッチは他にもありますが、レギュレーションが微妙に異なります。 特に、JSC LGではガスガンの外部ソース化(注1が禁止されていたのが大きいですね。 一般的にロングガンのガスブローバックは燃費が悪くてマガジンが冷えやすく、リキッドチャージ(注2で運用するのは困難だからです。
なので、優勝を狙うなら高度にチューニングされた電動ガン一択なのですが、電動ガンは専門外なので私は敢えてガスブローバックを選択しました。

JSC LG 2023 その3

私がレースガンのベースに選んだのは東京マルイのMP7A1ガスブローバックです。 詳しくはこちら
JSC LG 2023 その3

徹底的な軽量化を行い、軽量な樹脂ボルトで反動の軽減と発射サイクルのアップを図り、ダットサイトを本体にめり込むくらい低くマウントした自信作でした。
しかし、開始2ステージ目でガントラブル発生! 弾道が明らかにおかしいのです。 そこで、途中で予備ガンに切り替えました。 原因は試合前にインナーバレルのクリーニングをした際に不注意でHOP調整が緩んでしまった事でした。 初歩的なミスでお恥ずかしい限りです(^^; 予備ガンはNON-HOP仕様だったので快調でした。 結果は82.33秒で総合45位。 残念ながら目標の80秒切りは叶いませんでした。
些細な事でもトラブルの原因になりそうな事は取り除くべきですね。 次回からスティールチャレンジ系の競技で使う銃は全てNON-HOP仕様にする事に決めました。 実戦でしか得られない貴重な学びとなりました。

JSC LG 2023 その3
さて、他の選手はどんな銃を使っていたのでしょう? 
やはりM4系の電動ガンが圧倒的で東京マルイとG&Gが人気です。 ガスガンは東京マルイのM4系が一番人気。 次にKJワークスのホークアイ。 3番目に東京マルイのMP7。 その他はコクサイM16、KSCイングラムM11、キングアームズTWS9m、MGCブラックパンサー、NorthEast UZI、マルゼン スコーピオンという具合。 詳しくは公式リザルトに資料が載っていますのでそちらをご覧ください。

創意工夫やコダワリを詰め込んだ銃が色々ありましたが、私が個人的に気になった銃をご紹介します。
JSC LG 2023 その3
JSC LG 2023 その3
↑コレは総合準優勝のシミズ選手の銃です。 なんとコクサイのガスセミオートM16の機関部を電動ガンに組み込んだカスタムです。 30年以上前の銃なのでご存じない方も多いと思いますが、固定スライドガスガンのロングガンバージョンみたいな感じです。 十二分なバトルプルーフを受けた単純かつ堅牢なメカなので信頼性は抜群! 反面、ダブルアクションオンリーなので使い手の技量が要求されます。 この銃で準優勝してしまうシミズ選手は、やはり魔神でした。

JSC LG 2023 その3
↑この銃はMGCのブラックパンサーをミニ14風にカスタムした物です。 この銃も30年以上前の物でダブルアクションオンリーです。

JSC LG 2023 その3
↑この銃はマルゼンのスコーピオン(ガスブローバック)です。 ガスブローバックのロングガンとしては最小かつ最軽量と思います。 実は私も JSC LG用レースガンを作る際にスコーピオンを候補に入れていたのですが、銃本体やスペアマガジンが安定供給されていないので諦めました(^^;

JSC LG 2023 その3
↑この銃を見ただけで誰の物かわかりますね(^^) ガンスミスバトンのカネコ選手のUZIです。 NorthEastのガスブロ UZI をシューティングマッチで使えるようにチューニングするのは容易な事ではなかったと思いますが、やっぱり大好きな銃で試合に出るのは楽しいですよね(^^)

つづく


注1) 外部ソースとはマガジンにホースを取付け、グリーンガス(CO2)レギュレーターやエアータンク(圧縮空気)に繋いで使用する事。
JSC LG 2023 その3
JSC LG 2023 その3


注2) リキッドチャージとは、マガジンにエアガン用のガスを注入して使用する事。
JSC LG 2023 その3


カスタムパーツならフリーダムアート https://www.gun-freedom-art.net

フォリッジグリーンときがわ
JSC LG 2023 その3
  埼玉県比企郡ときがわ町大字玉川1751
   TEL 0493-81-7244
 定休日:毎週火・水曜
 営業時間(仮):平日 12:00~21:00
      土日祝日 10:00~21:00
 HP http://foliagegreen.web.fc2.com/

1Fシューティングレンジにはアンリミティッドのステージが常設されていて、しかも各ステージにタイマーを常備しているので営業時間内なら何時でもアンリミティッドの練習ができます。 苦手なコースを徹底的に撃ち込んだり、通しでタイム計測したり、イロイロな練習の仕方ができます(^^) 2Fシューティングレンジはフォーリングプレイト、JSC、アンリミティッド、リミティッドなどの練習ができます。 ガンアリーナも導入されました(マイガンで遊べます)。 更に、初心者向けのスチールチャレンジ系ポスタルマッチ「PPS」も随時開催! 昼間ならモデルガンを撃つ事ができますよ〜(^^)
さらに! 屋外ミニサバゲフィールドがリニューアル! 少人数でのサバゲ会、ウェスタンごっこ、ナーフサバゲ、的を並べてタクティカルシューティングなどなど、使い方色々! 貸切でもリースナブルな価格設定です(^^)
施設使用料(時間内各レンジ、ミニフィールド、ガンアリーナのご利用は全て料金内です)
1時間1000円、2時間2000円、3時間以上17時迄3500円 引き続き閉店迄+500円、アフター5は2000円
女性18才未満は500円引き
JSC LG 2023 その3

JSC LG 2023 その3

JSC LG 2023 その3  JSC LG 2023 その3 

TARGET-1新宿店
JSC LG 2023 その3
JSC LG 2023 その3
国内最大規模のシューティングレンジです。 明るく清潔で機材も充実! ズブの素人からベテランまで幅広くカバーする各種シューティングイベントを開催! 手ぶらで行っても楽しめますよ〜(^O^)/
東京都渋谷区幡ヶ谷1-7-5 タカヤナギビル2F
<年中無休>
平日 12:00~22:00(最終受付 21:30)
土日祝日 10:00~22:00(最終受付 21:30)
TEL.03-6300-7866 FAX.03-6300-7867
E-mail. shinjuku@target-1.com 秋葉原店はコチラ



タグ :JSC LG

同じカテゴリー(ジャパン・スティール・チャレンジ)の記事画像
シューティング系パーツ大特価!
レースガンの作り方 その2
レースガンの作り方 その1
MP7A1GBBレースガン化計画
JSC LG 2023 その2
JSC LG2023 その1
同じカテゴリー(ジャパン・スティール・チャレンジ)の記事
 シューティング系パーツ大特価! (2023-09-06 21:55)
 レースガンの作り方 その2 (2023-05-01 18:00)
 レースガンの作り方 その1 (2023-04-30 20:00)
 MP7A1GBBレースガン化計画 (2023-04-27 18:00)
 JSC LG 2023 その2 (2023-02-20 20:26)
 JSC LG2023 その1 (2023-02-17 20:00)

Posted by ドクターあみーご at 20:00 │ジャパン・スティール・チャレンジ