2010年06月01日

テリー・タッシー

さて、ジーンさんのワークショップを後にした我々は、USスティールチャレンジの会場であるISIレンジの有るロサンゼルス郊外を目指して移動です(^^)/

と、

その前に、これまた高名なガンスミス、テリー・タッシーさんのワークショップを訪ねました。   実は、去年ジーンさんのワークショップにお邪魔する時、寄り道する予定だったのですが、たまたまお留守でお目に掛かる事が出来ませんでした。   そこで、再挑戦と言う訳です。
銃大国のアメリカですから、それこそガンスミスは星の数程います。   しかし、その中でひときわ輝く一等星はほんの僅か。   独自の技術や独創性が無ければ一等星として輝く事は出来ません。   ジーンさんはシューターとしての経験を生かしたクールで緻密なレースガンを得意としていますが、テリー・タッシーさんの得意技はキャリー用のコンパクトM1911カスタムです。   スライドを切断・溶接して、コンペセイターを作ったりロングスライドを作ったり、最近ではあまり行われない手の込んだ加工方法をふんだんに使って、独創的な作品を生み出します。 

 これはテリー・タッシーさんの代表作の1つであるステルスコンプ付きのキャリーガン。   ぱっと見ではコンペセイターが付いている事が判りません。   スライドを引いてビックリ!   スライドの一部がコンペセイターになっているのでした。  


しかも、隠された秘密はコレだけではありません。  じつはブリーチブロックが軽量化の為に中空に成っているのです!  スライドを上方から削って穴をあけ、スライドトップにステンレス板を溶接してフタをしています。  見た目には判りませんが異常に軽くて驚かされます。
ブローバックガスガンでもM1911系のコンパクトカスタムを作るのは難しく、いわんやコレを実銃で、更にスライドを軽量化した上で快調に作動するように仕上げるのは至難の業なのだ!


つづく


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Posted by ドクターあみーご at 23:16実弾射撃

2010年06月01日

群馬タクトレ

先日、群馬のエアガンショップ、フォアフロントさんのインドアフィールドで、当社主催のタクトレを行いました。  ご参加頂いた皆さん有り難うございました。
 最近、マグプルダイナミックスのパーツやDVDのヒットを受けてタクティカル・トレーニングが、サバイバルゲームや射撃競技に続く第三のジャンルとして定着しつつあります。
 そこで過去に、アームズマガジンで活躍中の毛野ブースカさんと共に開催していた「シューティング道場」をリニューアルして、フリーダム・アート・タクティカル・トレーニング・コースを開設致しました。  昨年11月にアサルトライフル初級クラスを行いましたが今回は2回目の開催と成ります。
 エアガンは日本発祥の「銃の原寸大模型」です。日本では銃の所持が厳しく制限されている為、銃の代替品として愛好家に愛され発展してきました。現在では外観や作動の模型的再現性だけでなくBB弾の発射性能も向上し、安全に誰でも射撃を楽しめる優れた用具として国内外で高い評価を得るに至りました。 実銃による射撃競技が盛んな海外でもエアガンを使用した射撃競技が行われていますし、軍や警察のトレーニング用具としても活用されています。
 安全に誰でも射撃を楽しめるのがエアガンの特徴ですが、その形は銃そのものですし、弾が出る以上、誤った使い方をすれば怪我や事故にも繋がりかねません。  それゆえルールやマナーが大切です。
 エアガンを使用する上で大切なルールやマナーは、エアガンの取扱説明書に必ず書かれています。しかし、残念な事ですが説明書を読まずに使用するユーザーが多いのが現実です。
 私はフリーダム・アートを創業する以前、エアガン専門店の店長をしていましたが、店頭でお客様と接するうちに「ルールやマナーは遊びの中で学んでこそ身に付く」という結論に達しました。   タクティカルトレーニングは楽しみながらエアガンの取り扱いルールやマナーを学ぶ事が出来ます。   

今回も講師はアームズマガジンで活躍中の 毛野ブースカ さんです。    今回は午前中が雨だった事も有って人数がは少な目でしたが、その分みっちりと指導して頂きました。    

今回はハンドガン初級クラスでした。 ハンドガンの基礎をじっくり学びます。
ハンドガンは使いこなすのは難しいですが、サバイバルゲームではどんな銃でも威力はほぼ同じですから、インドアでの戦闘力はアサルトライフルやショットガンを凌ぎます。  フォアフロントでもBLAM!!でも手練の常連さんはハンドガンをメインウエポンにしています。  

また、近代CQBではアサルトライフルやショットガンが主役ですが、実はハンドガンのテクニックを習得すれば、アサルトライフルやショットガンに応用が利きます。  リアルさに拘る装備系マニアの方にも、ハンドガンテクニックの習得はアサルトライフルやショットガンテクニック習得の近道ですからお勧めです。  正しいフォームで撃てるように成ると動きが俄然プロっぽくなります(^^)

タクトレはフリーダム・アート・タクティカル・トレーニング・コースの他にも、モケイパドックさんをはじめ各地で行われています。 http://mokeipaddock3.militaryblog.jp/c7623.html まだ参加した事がないと言う方は是非ともチャレンジして下さい(^^)/


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Posted by ドクターあみーご at 08:25エアガンシューティング