2018年01月01日

スチールチャレンジへの入り口

「スチールチャレンジやってみたい」とおっしゃる方が増えてますね〜。 しかし、実際に第1歩を踏み出せる人は少ないようにも思います。
スチールチャレンジへの入り口

エアソフトガンを使用する最もメジャーな遊びはサバイバルゲームです。
「銃」が法律で厳しく規制されている日本では「銃」の正しい扱い方を学ぶ機会は殆どありません。 多くの場合、銃との最初の接点はテレビやゲームや漫画ではないでしょうか? テレビやゲームや漫画では画面に銃が登場した次の瞬間、銃口は人(またはモンスター)に向けられます。 ですから、初めてエアソフトガンを手にした人が無意識に銃口を人に向けてしまうのは仕方がないのかもしれません。
スチールチャレンジへの入り口
サバイバルゲームは「エアソフトガンはオモチャである」という大前提の上に成り立っています。 オモチャですから撃ち合いごっこが出来るのです。 オモチャですから銃口を人に向けても良いのです。 サバイバルゲームの延長線上に実銃はありません。 「サバイバルゲームにハマりすぎて傭兵になる」なんて陳腐すぎて漫画のネタにもなりませんよね(^^;

一方、シューティングマッチではエアソフトガンを実銃とみなして扱います。 多くのシューティングマッチは海外で開催されている実銃を使用した試合をエアソフトガン用にアレンジしたものです。 ですからエアソフトガンといえども安全管理に厳しいのです。 シューティングマッチの場合、エアソフトガンのシューティングマッチを通じて、海外の実銃を使ったシューティングマッチに参加する人は少なくありません。 2004年に世界チャンピオンの栄冠を手にしたマック堺さんをはじめ、多くの日本人シューターが海外でも活躍しています。
スチールチャレンジへの入り口
スチールチャレンジへの入り口
かく言う私もUSスチールチャレンジ(World Speed Shooting Championship)本戦USPSAのレベル1マッチに参戦した経験があります。 
シューティングマッチの延長線上には実銃射撃があり得るのです。

同じエアソフトガンを使った遊びでありながらサバイバルゲームとシューティングマッチとでは大前提が全く違う為、エアソフトガンの取り扱いに対する認識も大きく異なるのです。

サバイバルゲーマーの皆さんがシューティングマッチに興味を持って、その入り口に立った時、違和感を覚えるのは、この認識の違いによるものと思います。
シューティングマッチの世界では銃口を人に向けるなんて事は極めて危険な事で、決してあってはならない事です(サバイバルゲームでゾンビ行為をしてはいけないというのと同じくらい重要な事です)。 ですから、銃口の向きを安全にコントロールできないと厳しく注意されます。 
しかし、サバイバルゲームは撃ち合いをする訳ですから銃口を人に向けないとゲームになりません。 なので、銃口の向きを安全にコントロールする(銃口を絶対に人に向けない)にはある程度のトレーニングが必要です。 何度も注意されながら身につけていくしかありません。
スチールチャレンジへの入り口

本気でシューティングマッチをやってみたい人なら、この程度のハードルは簡単に越えられます。 けれども「ちょっと遊びでやってみたいだけなんだけど」と言う人の場合は、ここでつまずいてしまいます。 せっかくシューティングマッチへの入り口に立ったというのに、その楽しさに触れる前に引き返してしまうのは残念な事です。

そんな人にオススメなのがフォレッジグリーンときがわ主催で開催されているPPS(PRACTICE POSTAL STEEL)です。
初心者はルール・マナーを知らないのがあたりまえ。 やりながら少しづつ覚えて行きましょう!というスタンスで、気軽に参加できます。
仮にルール違反をやらかしてしまっても、直ちに失格には成りません。 ルール、マナーが身につくまで何度でも優しく指導します。 そんなユルユルなマッチが流行ると日本人シューターのレベルが下がると心配される方がいるかもしれませんが、そんな方にはPPSは自動車教習所みたいな物と思っていただければ良いかと。
教習所のコースで白バイ警官が違反キップを切りまくるのは変ですよね? PPSでルール、マナーを身につけてからメジャーマッチにチャレンジして貰えば良いじゃないですか。 初心者がルール、マナーを学ぶチャンスが増えればシューターも増えますし、将来、世界を舞台に活躍するような選手を発掘できるかもしれませんよ(^^)
また「シューティングマッチを始めたからにはメジャーマッチを目指さなくてはならない!」なんて事もありません。 成績はイマイチでも好きな銃で安全に楽しく遊べるなら良いじゃないですか(^^) 

Let's Enjoy PPS (^O^)/
スチールチャレンジへの入り口

スチールチャレンジへの入り口
PPSのステージはフォレッジグリーンときがわの岩下さんがデザインしました。 今では中堅シューターの岩下さんですが、フォレッジグリーンをオープンするまでシューティングは未経験でした。 そんな岩下さんがベテランシューターの皆さんから教えてもらった事を自身の経験に基づいてアレンジして創ったのが5つの基本ステージです。

スチールチャレンジへの入り口
スチールチャレンジへの入り口 Hi Touch
 ターゲットは直径15cmのプレートが2枚だけ。 黄色いのがタイマーを止めるためのSTOPターゲットなので最後に撃ちます。 スピードシューティングは最初の1発目(初弾)が重要です。 しかし、1個のターゲットで初弾の練習を繰り返していたところ、初弾を当てる事に集中しすぎて当たったら安心して集中が途切れてしまう事があります。 初弾練習は2枚のターゲットでやったほうが良いとベテランシューターさんからアドバイスをもらったそうです。 
このステージは、スチールチャレンジ系シューティングマッチで、最初の1歩をスムーズに踏み出すための練習です。

スチールチャレンジへの入り口
スチールチャレンジへの入り口 Check
ターゲットは直径15cmのプレートを3枚使います。 距離と高さに少し変化を加えたステージです。 上下動を練習します。

スチールチャレンジへの入り口
スチールチャレンジへの入り口 CowboyStreet
 ターゲットは25cm✖️35cmのラクタングル3枚と直径15cmのプレート1枚を使います。 ターゲットが大きく密集しているのでスピードを上げやすいステージです。 ここでは速射を練習します。 ちなみにカウボーイクラスでは腰だめ射撃が許されていますので西部劇みたいにカッコ良く撃つ事もできます(^^)v

スチールチャレンジへの入り口
スチールチャレンジへの入り口 LR
ターゲットは25cm✖️35cmのラクタングル1枚と直径15cmのプレート3枚を使います。 ここでは左右の動きを練習します。

スチールチャレンジへの入り口
スチールチャレンジへの入り口
 Out Range
ターゲットは25cm✖️35cmのラクタングル1枚と直径15cmのプレート4枚を使います。 一般的なスチールチャレンジ系マッチと同じ5枚のターゲットで構成されているステージです。 奥行きがあるのでライフルではパララックスが発生します。 パララックスを克服する練習をします。
 

PPSは、以上の5ステージの他に月替わりのステージを加えた6ステージで行われます。
PPSは全国各地で開催しています。 最寄りの会場でお気軽にご参加下さい(^^)PPS開催会場について詳しくはコチラ
(PPSに参加してくださる施設様、団体様も募集中です! お問い合わせはフォリッジグリーン Tell 0493817244)


基本ルールについて詳しくはコチラ


カスタムパーツならフリーダムアート https://www.gun-freedom-art.net




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Posted by ドクターあみーご at 21:02 │PPS