2014年05月02日
OLDスティール2（その１）
去る2014年4月27日にシューティングエリア長原で開催された
OLDスティール に参加しました（＾＾）
OLDスティールは鉄板ターゲットを如何に速く撃ち終えるかを競うスチール系の競技ですが、ジャパンスチールチャレンジ(JSC)よりもターゲットまでの距離が近く、アンリミテッドよりもターゲットが大きいのが特徴です。 その代わりダットサイトやレーザーサイトなどの光学照準器の使用は禁じられていますが、失敗を恐れず思いっきりスピード上げて撃ちまくる豪快で爽快感抜群の競技です（＾＾）
ステージは、大昔のスチールチャレンジで使われていた物をベースにしていて、ターゲットが2枚しか無いステージや、３枚しか無いステージも有ります。 基本的に高速ステージばかりなので、上手く決まれば凄いタイムが出ますが失敗すると転落です（＾＾；
シューティングエリア長原にはレンジが2つ有りますが、今回は片方が控え室に成っていました。 控え室にはプロジェクターに試合の模様が映し出されていて観戦できます。 また、試合の模様はユーストリームで生中継されました。
ダブルトラブル直径18cmのターゲットが2枚しかありません。 上がSTOPターゲットですから下から上に撃つしかありません。 ターゲットまでの距離は4mですから落ち着いて撃てば外すはずがありません。 ここは抑えめに撃って失敗しない方向で攻めるのが良いのですが、デカくて近い、たった2つのターゲットを前にすると全力で飛ばしたくなってしまいます！ この衝動に勝てなかった者は1枚目を外したまま勢い余ってSTOPターゲットを撃ってしまいペナルティーを貰う羽目に成ります。 沢山の選手がこのワナに嵌っていました。 もちろん私も例外ではありません（＾＾；
ツイステッドリミッツ直径15cmの円形と15cm×21cmのラクタングル（四角）の組み合わせです。 一番近いターゲットは2.5mの円形。 一番遠いターゲットは５mのラクタングル。 これまた飛ばしたく成ってしまいます！ 大きなターゲットの方が狙いが雑でも当るので、ドロウスピードを上げ、最初にラクタングルを撃つのですが、狙いが粗いままだと直径15cmを外してしまいます（＾＾； まあ、このステージも欲を出すと奈落の底へ落ちる訳ですね（＞＜）
トリプルスレット直径25cmが2m、直径18cmが3m、直径15cmが4mでSTOPです。 2mで25cmは狙わずとも当てられます。３mで18cmも楽勝です。いかにも誘っているステージですね。 ダブルトラブルで痛い目をみているにも関わらず、間にツイステッドリミッツを挟んでいるせいか教訓は活かされず、またもや飛ばしすぎて自滅する選手続出です（＾＾； もちろん私も。。。
やっちまったー、と思いながらも、思いっきり飛ばして当った時には凄く気持ちイイ訳ですよ。 これこそOLDスティールの醍醐味だと自分に言い訳しつつドンドン攻めていってしまうのです。
さて、こういうお祭り色の強いマッチには楽しい銃で参加する人が居るものです。 アンリミテッドではマルシンのM1ガーランドを使って会場を湧かせた、あのザイチェフさんはマルシンのS&W M29クラシックで参戦です！ ６mm仕様のカート式です。 命中精度がアレなのでリロードが楽しめます。 カート式の醍醐味ですね（＾＾）あれれ？ M29はダブルアクションリボルバーなのにシングルアクションで撃ってますね？ この銃はダブルアクションではハンマーのストロークが極端に短くてパワーがすごく弱いのです。 おまけに時々シリンダーがちゃんと回転しなかったり。。。 しかし、さすがザイチェフさん。 今回も会場を沸かせてくれました（＾＾）
鵜沢さんの銃は旧MGCの固定スライドガスガンです。 まだガスブローバックが発明される前の銃ですね。 昔はみんなこんな銃で遊んでいたんです。 なつかし〜（＾＾）
ちなみに、この銃は伝説のカスタムガン「ドラゴンマジック」です。 実に美しいレースガンです。 ホルスターはケイン製のオーダーメイドですね。 その昔、成美堂という出版社からエアガン系のムック本が出ていたのですが、そこで紹介されたこの銃を見た時、私は衝撃を受けました。 私もいつか、こんな美しいレースガンを作りたいと思ったものです。 あれから30年ちかく経ちますが、未だに届かないですね〜（＾＾；
しかし、憧れの「ドラゴンマジック」の現物を、こんなところで観られるとは思いませんでした。 眼福、眼福（＾＾）
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エアガンシューティング、シューティングマッチ
Posted by ドクターあみーご at 20:10
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