2012年03月17日
カスタムガンいろいろ6
カップガンは JANPS 用に特化した独特なカスタムガンです。
ちなみに、JANPS は毎年アメリカで開催されるNRAビアンキカップをエアガン用にスケールダウンした競技で、毎年11月に静岡県掛川市で開催されます。
「バルン!」と90度回転して、一定時間だけ正面を向き、時間が過ぎるとまた回転して横向きに成ってしまい、ターゲットが正面を向いている間しか撃てないターンターゲットを使用したプラクティコウイベントや、同じターゲットを使い、なおかつバリケードを使って銃を固定しながら撃つバリケードイベントや、直径8cmのプレート6枚を距離や時間や射撃姿勢を変えて撃つフォーリングプレイトイベントそして、3mの距離を4秒弱で駆け抜ける移動ターゲットを撃つムーヴィンターゲットイベントの4種目で構成されています。
カップガンの特徴と言えば、
① スライドの大部分を覆う「シュラウド」と呼ばれる大型マウントベース。
② グリップ、サムセフティー、グリップセフティー等にパテを盛りつける。
③ 巨大なマグウェル。
④ 「スティックシフト」と呼ばれるマウントベース。
の4つではないでしょうか。 これらは JANPS 4種目を攻略する為の工夫なのです。
①「シュラウド」はバリケイド対策!
バリケイド は、その名の通りバリケイドを使って左右から撃つのですが、撃つ時バリケイドに手や銃が触れても良いので、多くの選手はシュラウドと呼ばれるスライド部分を殆ど覆ってしまうような大型のマウントベースを使い、シュラウドの左右から生えているウィングと呼ばれる突起をバリケイドに当てて銃とバリケイドを掴んで固定して撃ちます。 この撃ち方だと、私ですら満点は難しく無いのでは? と思える程に銃が安定します。 現実はそう甘くないですけどね(^^;)
② パテ盛りは方手撃ち対策!
プラクティコウ は横に2枚並んだペーパーターゲットは、最初は横向きに成っていて撃つ事が出来ません。 ターゲットが90度回転して正面を向いたら競技開始です。 規定の時間を過ぎるとターゲットは再び90度回転して横を向き撃てなくなります。 規定の距離から規定の時間内に規定の弾数を撃ち込み得点を競うのですが、右手のみで撃ったり、左手のみで撃ったりもします。 片手で銃を保持するのは不安定なので、パテ盛りをして片手でも安定して銃を構えられるようにするのです。 もちろん両手で構える時にも安定度が増します。
③ 巨大なマグウェルはプローン用!
JANPS では4mから最大8mまでの距離でターゲトを撃ちます。 銃自体の命中精度が高くても遠距離から全弾10点圏に叩き込むのは容易な事では有りません。 まして10点圏より小さな X に全弾当てるのは至難の業です。
そこで、一部の選手は プラクティコウ や フォウリンプレイト では、遠距離をプローン姿勢で撃ちます。 プローンが一番安定度の高い射撃姿勢だからです。 プローンの際は銃を床に着けても良いので、銃を床に着けた時に自然と銃口がターゲットに向くように巨大なマグウェルを使うのです。
④ スティックシフトはムーヴィンターゲット対策!
ムーヴィンターゲット は移動するターゲットを撃ちます。 移動するターゲットを撃つ場合は、狙点をターゲットの進行方向にずらす(リードを取る)必要が有ります。 BB弾がターゲットに到達するまでにターゲットは移動してしまうからです。 スティックシフトは後部のレバーを操作する事で、自動的にリードを取る事が出来ます。 ターゲットが動いていてもターゲットの真ん中を狙って撃つ事が出来るのでとてもラクなのですが、本場アメリカでさえ入手が困難なレアなパーツです。
ちなみに、リードを取る機能が内蔵されたダットサイトもあります。 それがスーパー対ジャーです。 ダイヤルを操作するだけで自動的にリードを取る事が出来ます。 しかし、これまた入手困難なレアなアイテムです。
ってな具合に、カップガンの独特なスタイルには理由があるんですね〜(^^)
しかし、これら全てを装備しているカップガンは少数派です。
規定時間内にプローンして射撃する為には「高速プローン」というテクニックを習得しなくてはなりませんし、プローンしなくても高得点を出す人も居ます。
スティックシフトやスーパータイジャーは便利なアイテムですが、レバーやダイヤルの操作を間違えると逆方向にリードを取ってしまい自滅してしまいます。 本番の極度の緊張からベテランでさえこのミスを犯して撃沈してしまう事があります。
↓ちなみにコレは JANPS2011で私が使ったカップガンです。 シュラウドはバリケイドで絶大な効果を発揮しますので使用していますが、私はプローンをしないので巨大マグウェルは付けていません。 また、スティックシフトやスーパータイジャーも装備していません。 G26用の旧型アサルトフレーム(絶版)は私の手に合わせて作られているのでグリップにパテ盛りをする必要は有りません。
もちろん、全ての装備を付けていた方が カッコイイ のですが、自分に必要な装備を選んで使いやすいカップガンを作る事が重要です。
今年も開催されます JANPS予備校!
11月の「JANPS2012」本戦に向けての貴重な練習会となります。
当日は本戦と同じ器材を用いた練習会のほか、レベルUPに向けたワンポイント講習会や
JANPS優先エントリーのための登竜門「JBC2012 第1回戦」も予定されております。
事前エントリーは必要ありませんが、ターゲット準備等の都合により参加人数把握のため、
参加ご希望の方はメールアイコンよりご連絡をお願い致します。
「JANPS」競技に関するお知らせはこちら
http://www8.plala.or.jp/JANPS/JANPS_COF_2011.pdf
「JBC」に関するお知らせはこちら
http://www8.plala.or.jp/JANPS/JBC2011_result.pdf
JANPS予備校 2012
日時:5月27日(日) 9時開場
※前日26日(土) 17時より会場の設営を行います。ご協力をお願い致します。
場所:静岡県掛川市 県立総合教育センター「あすなろ」体育館
内容:JANPS競技の練習会 JBC(JANPS BASIC CHALLENGE)
参加費:1500円(会場使用料、ターゲット準備費に充当します)
※「JBC 2012」にエントリーされる方は別途800円の参加費が必要となります。
詳しくはコチラ
ところで、グロック用シュラウドの素 ですが、まだ少し在庫有ります(^^) グロックDXマウントの素材を利用したもので、かなりがっちりした出来です(^^)v あくまで素材ですので加工が前提です。 努力と根性でハイキャパに取付ける方も居ます。
価格はなんと 超特価 ¥8000(税別)でご奉仕です!
早い者勝ちですよ〜(^^)
今ならまだ間に合います! 大会に備えてレースガンを新調してみては如何でしょう?
ハイキャパ のパーツはコチラ
グロック のパーツはコチラ
ちなみに、JANPS は毎年アメリカで開催されるNRAビアンキカップをエアガン用にスケールダウンした競技で、毎年11月に静岡県掛川市で開催されます。
「バルン!」と90度回転して、一定時間だけ正面を向き、時間が過ぎるとまた回転して横向きに成ってしまい、ターゲットが正面を向いている間しか撃てないターンターゲットを使用したプラクティコウイベントや、同じターゲットを使い、なおかつバリケードを使って銃を固定しながら撃つバリケードイベントや、直径8cmのプレート6枚を距離や時間や射撃姿勢を変えて撃つフォーリングプレイトイベントそして、3mの距離を4秒弱で駆け抜ける移動ターゲットを撃つムーヴィンターゲットイベントの4種目で構成されています。
カップガンの特徴と言えば、
① スライドの大部分を覆う「シュラウド」と呼ばれる大型マウントベース。
② グリップ、サムセフティー、グリップセフティー等にパテを盛りつける。
③ 巨大なマグウェル。
④ 「スティックシフト」と呼ばれるマウントベース。
の4つではないでしょうか。 これらは JANPS 4種目を攻略する為の工夫なのです。
①「シュラウド」はバリケイド対策!
バリケイド は、その名の通りバリケイドを使って左右から撃つのですが、撃つ時バリケイドに手や銃が触れても良いので、多くの選手はシュラウドと呼ばれるスライド部分を殆ど覆ってしまうような大型のマウントベースを使い、シュラウドの左右から生えているウィングと呼ばれる突起をバリケイドに当てて銃とバリケイドを掴んで固定して撃ちます。 この撃ち方だと、私ですら満点は難しく無いのでは? と思える程に銃が安定します。 現実はそう甘くないですけどね(^^;)
② パテ盛りは方手撃ち対策!
プラクティコウ は横に2枚並んだペーパーターゲットは、最初は横向きに成っていて撃つ事が出来ません。 ターゲットが90度回転して正面を向いたら競技開始です。 規定の時間を過ぎるとターゲットは再び90度回転して横を向き撃てなくなります。 規定の距離から規定の時間内に規定の弾数を撃ち込み得点を競うのですが、右手のみで撃ったり、左手のみで撃ったりもします。 片手で銃を保持するのは不安定なので、パテ盛りをして片手でも安定して銃を構えられるようにするのです。 もちろん両手で構える時にも安定度が増します。
③ 巨大なマグウェルはプローン用!
JANPS では4mから最大8mまでの距離でターゲトを撃ちます。 銃自体の命中精度が高くても遠距離から全弾10点圏に叩き込むのは容易な事では有りません。 まして10点圏より小さな X に全弾当てるのは至難の業です。
そこで、一部の選手は プラクティコウ や フォウリンプレイト では、遠距離をプローン姿勢で撃ちます。 プローンが一番安定度の高い射撃姿勢だからです。 プローンの際は銃を床に着けても良いので、銃を床に着けた時に自然と銃口がターゲットに向くように巨大なマグウェルを使うのです。
④ スティックシフトはムーヴィンターゲット対策!
ムーヴィンターゲット は移動するターゲットを撃ちます。 移動するターゲットを撃つ場合は、狙点をターゲットの進行方向にずらす(リードを取る)必要が有ります。 BB弾がターゲットに到達するまでにターゲットは移動してしまうからです。 スティックシフトは後部のレバーを操作する事で、自動的にリードを取る事が出来ます。 ターゲットが動いていてもターゲットの真ん中を狙って撃つ事が出来るのでとてもラクなのですが、本場アメリカでさえ入手が困難なレアなパーツです。
ちなみに、リードを取る機能が内蔵されたダットサイトもあります。 それがスーパー対ジャーです。 ダイヤルを操作するだけで自動的にリードを取る事が出来ます。 しかし、これまた入手困難なレアなアイテムです。
ってな具合に、カップガンの独特なスタイルには理由があるんですね〜(^^)
しかし、これら全てを装備しているカップガンは少数派です。
規定時間内にプローンして射撃する為には「高速プローン」というテクニックを習得しなくてはなりませんし、プローンしなくても高得点を出す人も居ます。
スティックシフトやスーパータイジャーは便利なアイテムですが、レバーやダイヤルの操作を間違えると逆方向にリードを取ってしまい自滅してしまいます。 本番の極度の緊張からベテランでさえこのミスを犯して撃沈してしまう事があります。
↓ちなみにコレは JANPS2011で私が使ったカップガンです。 シュラウドはバリケイドで絶大な効果を発揮しますので使用していますが、私はプローンをしないので巨大マグウェルは付けていません。 また、スティックシフトやスーパータイジャーも装備していません。 G26用の旧型アサルトフレーム(絶版)は私の手に合わせて作られているのでグリップにパテ盛りをする必要は有りません。
もちろん、全ての装備を付けていた方が カッコイイ のですが、自分に必要な装備を選んで使いやすいカップガンを作る事が重要です。
今年も開催されます JANPS予備校!
11月の「JANPS2012」本戦に向けての貴重な練習会となります。
当日は本戦と同じ器材を用いた練習会のほか、レベルUPに向けたワンポイント講習会や
JANPS優先エントリーのための登竜門「JBC2012 第1回戦」も予定されております。
事前エントリーは必要ありませんが、ターゲット準備等の都合により参加人数把握のため、
参加ご希望の方はメールアイコンよりご連絡をお願い致します。
「JANPS」競技に関するお知らせはこちら
http://www8.plala.or.jp/JANPS/JANPS_COF_2011.pdf
「JBC」に関するお知らせはこちら
http://www8.plala.or.jp/JANPS/JBC2011_result.pdf
JANPS予備校 2012
日時:5月27日(日) 9時開場
※前日26日(土) 17時より会場の設営を行います。ご協力をお願い致します。
場所:静岡県掛川市 県立総合教育センター「あすなろ」体育館
内容:JANPS競技の練習会 JBC(JANPS BASIC CHALLENGE)
参加費:1500円(会場使用料、ターゲット準備費に充当します)
※「JBC 2012」にエントリーされる方は別途800円の参加費が必要となります。
詳しくはコチラ
ところで、グロック用シュラウドの素 ですが、まだ少し在庫有ります(^^) グロックDXマウントの素材を利用したもので、かなりがっちりした出来です(^^)v あくまで素材ですので加工が前提です。 努力と根性でハイキャパに取付ける方も居ます。
価格はなんと 超特価 ¥8000(税別)でご奉仕です!
早い者勝ちですよ〜(^^)
今ならまだ間に合います! 大会に備えてレースガンを新調してみては如何でしょう?
ハイキャパ のパーツはコチラ
グロック のパーツはコチラ
Posted by ドクターあみーご at 21:03
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