2012年01月30日
ヴィンテージモデルガン
ホビージャパンからアームズマガジンの別冊として「ヴィンテージ モデルガン コレクション」が発売されました。 これは今は亡き月刊GUNで連載されていたモデルガン名鑑をまとめたものです。 モデルガン国産第1号から順に35丁の銘銃がカラー写真をふんだんに使って紹介されています。 くろがねゆうさんの手によってモデルガンの歴史を知る事の出来る価値ある本に仕上がっています。
私が初めてモデルガンを手にしたのは昭和48年でしたから、さすがにMGCのワルサーVPの現物にお目にかかったのはKSC本社のロビーに飾られていた物を見たのが初めてでしたが、それ以外のモデルは自分でコレクションしていた事が有ったり、友達や先輩が持っていた懐かしいモデルガン達です。 少年時代をモデルガンと共に過ごした私にはページをめくる毎に想い出が蘇ってきます(^^)
私が初めて手にしたモデルガンは、中田のワルサーP38でした。 ルパン3世(緑ジャケット)にあこがれて1年間貯金をし、やっとの思いで手に入れました。 ちょうどモデルガン規制の直後だったのでモデルガンは銃口を塞がれ金色にメッキされていましたが、それでも嬉しくて枕の下に入れて眠ったものです(^^;)
↑写真のモデルは中田のワルサーP38ですが、これは初めて手にしたP38ではありません。 後に知り合いのオジサンから譲り受けたものです。 「分解の仕方が解らないので、もし、分解できたらあげるよ」と言われ、必死に知恵を絞って分解に成功し、手に入れた物でした。 モデルガン規制の直前は、改造防止の為に様々なヴァリエーションが作られていたようで、このモデルはバレル下部のチャンバー部分にスリットを入れ、代わりにフレームから前撃針が生えています。 エキストラクターもモールドではなく鉄製の別部品が取付けられていました。 高校生くらいになって、この構造ならリアルなショートリコイル ブローバックが可能だと気付きましたが、さすがに試しはしませんでした。
ヴィンテージ モデルガン コレクションの中田ワルサーP38のページを見て、思わず倉庫をまさぐって何年ぶりかで引っ張り出してきました(^^) まるでタイムカプセルです。 当時の友達の顔や、近所の原っぱで撃ち合いごっこをしたときの事が鮮明に思い出されます。
古いモデルガンファンの皆さんなら、この気持ち、解ってもらえますよね?
月刊GUNの休刊とともに埋もれて行ってしまうかと思われたモデルガン名鑑が、こうして別冊にまとめられて発行された事に感謝、感謝です。 お勧めの1冊です!!!
古いモデルガンを知らないエアガン世代のみなさんにもお勧めです。 貴重なトイガンの歴史書なんですから。
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Posted by ドクターあみーご at 21:25
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