2010年10月24日

JANPS 2010

来る11月14日(日)AM9:00に JANPS2010 が開催されます。 

JANPS 2010

JANPS は毎年アメリカで開催されるNRAビアンキカップをエアガン用にスケールダウンした競技です。 「バルン!」と90度回転して、一定時間だけ正面を向き、時間が過ぎるとまた回転して横向きに成ってしまい、ターゲットが正面を向いている間しか撃てないターンターゲットを使用したプラクティコウイベントや、同じターゲットを使い、なおかつバリケイドの横からターゲットを狙って撃つバリケードイベントや、直径8cmのプレート6枚を距離や時間や射撃姿勢を変えて撃つフォーリングプレイトイベントそして、3mの距離を4秒弱で駆け抜ける移動ターゲットを撃つムーヴィンターゲットイベントの4種目で構成されています。


場所は静岡県掛川市総合教育センター「あすなろ」体育館です。  (あすなろへのお問い合わせはご遠慮願います。)

既にエントリーは締め切られていますが、見学無料です。 出店も有りますので是非遊びに来てください(^^)/
JANPS 2010

ちなみに、10月31日(日)には群馬のフォアフロント・シューティングレンジで、JANPSの練習を行います。 宜しかったら是非ご参加ください(^^)/

APS & プレート競技練習会 
主催:フリーダム・アート
日時:10月31日(日) 10:00より
   詳しくはフォアフロントへお問い合わせください。
場所:フォアフロント・シューティングレンジ(群馬県高崎市)
参加費:¥1500
内容:シューティングレンジ1Fではターンターゲットを使ったプラクティコウ、バリケイド
    そしてプレイトの練習をします。 
    2FではAPSカップのハンドガンとライフルの練習会を行います。
    試合形式ではないので苦手種目を集中的に練習したり、銃の調整をし
    ながらの練習も出来ます。 
問い合わせ:フォアフロント TEL 027-450-7380
      http://www2.ocn.ne.jp/%7Ef-front/
      フリーダム・アート arara@gun-freedom-art.com


「プラクティコウ」
横に2枚並んだペーパーターゲットは、最初は横向きに成っていて撃つ事が出来ません。 ターゲットが90度回転して正面を向いたら競技開始、規定の距離から規定の時間内に規定の弾数を撃ち込み得点を競います。 規定の時間を過ぎるとターゲットは再び90度回転して横を向き撃てなくなります。 なにもターゲットが回転しなくても競技は出来るのですが、やっぱり動きの有るターゲットは良いものです。 見た目に面白そうですし、USビアンキカップみたいで気分が盛り上がります。

JANPS 20104m 2秒2発(左右に1発ずつ)
      3秒4発(左右に2発ずつ)
      5秒6発(左右に3発ずつ)
        ウィークハンドのみ

5m 3秒2発
      4秒4発
      5秒6発ストロングハンドのみ

7m 5秒2発
      6秒4発
      7秒6発
JANPS 2010
8m 6秒2発
      7秒4発
      8秒6発

プラクティコウでは、4m2秒2発と5秒6発のウィークハンド、そして5m5秒6発のストロングハンドが難関です。 コレを攻略出来れば難しい事は有りません。 なにしろ10点圏は直径8cmも有るのです。


「バリケイド」
プラクティコウと同じ90度回転するターゲットを使います。 2つのターゲットの間隔は同じですが、高さが10cm程高くなっています。 これを4m,5m,7m,8mから撃つのですが、目の前に有るバリケイドの左右から1回ずつ撃ちます。 撃つ時、バリケイドに手や銃が触れても良いので、多くの選手はシュラウドと呼ばれるスライド部分を殆ど覆ってしまうような大型のマウントベースを使い、シュラウドの左右から生えているウィングと呼ばれる突起をバリケイドに当てて銃とバリケイドを掴んで固定して撃ちます。 この撃ち方だと、私ですら満点は難しく無いのでは? と思える程です(満点出せませんでしたが (^^;))。
JANPS 20104m 4秒6発(左右1回ずつ)

5m 5秒6発(左右1回ずつ)

7m 7秒6発(左右1回ずつ)

8m 8秒6発(左右1回ずつ)




JANPS 2010











フォーリンプレイト
直径8cmのプレイトが25cm間隔で6枚並んでいて、4m、5m、6m、7mの距離から2回ずつ撃ちます。  最も遠い7mからでも現在のエアガンの性能から言えば外す事は無いはずです。 しか〜し、実際にはそう簡単ではありません。   当ればプレートは倒れ、外せば残ります。 2人で並んで撃つので隣の様子が嫌でも目に入ります。 しかも、ギャラリーの視線も背中にビシビシ感じます。 このような状況では、緊張で膝は笑い、手は震えます。  マッチプレッシャーをどう克服するかが勝敗の決め手と成ります。
的に当れば10点、外すと0点ですから、たった1発のミスで大きな差が生まれます。  実際、上位のシューターは殆ど満射で上がっています。
JANPS 20104m 4秒6発 を2回

5m 5秒6発 を2回

6m 6秒6発 を2回

7m 7秒6発 を2回


JANPS 2010JANPS 2010











ムービンターゲット
プラクティコウやバリケイドで使用しているのと同じペーパーターゲットが、3mを3.5秒のスピードで駆け抜けます。  これを4m、5m、6m、7mで右から左を1回、左から右を1回撃つのですが、ターゲットが移動しているので、そのまま狙って撃ったのでは弾がターゲットに届くまでの間にターゲットは移動してしまいます。  そこで、その分を見越してターゲットの進行方向に狙点をズラシて(リードを取って)撃つのですが、コレがかなり難しい(><)!  なにしろ距離が変わればリードの取り方も変えなくては成りません。  しかも本戦は11月ですから1発撃つ毎にマガジンは冷え微妙に初速が変わります。  初速の変化を最小限に抑える為にマガジンの温度管理が重要になってきます。  私はマガジンを6本用意し距離が離れる程マガジンチェンジを頻繁に行いましたが、6本のマガジンのコンディションを同じにする事が出来ず苦戦しました。
JANPS 20104m 6発  右→左  左→右 

5m 6発 右→左  左→右 

6m 3発  右→左  左→右  右→左  左→右 

7m 6発  右→左  左→右  右→左  左→右


JANPS 2010 ベテラン達はリードの分だけダットをずらせる機能を持つ「スーパータイジャー」というビアンキカップ用の特別なダットサイトを使ったり、マウントベースに調整機能を持つスティックシフトを使ったりしています。 常にターゲットのセンターを狙う事が出来る反面、リードの量や方向を自分で切り換えなくては成らない為、本番の緊張で切り替えを忘れて(切り替えを忘れると逆方向にリードを取る事に成るので)撃沈してしまう危険性もはらんでいます。  そんな訳で、私は敢えてこれらのアイテムには頼らず、クレー射撃の要領でリードを取っています。


どうです?   面白そうでしょう?   興味の有る方は、見学だけでも結構ですので是非どうぞ(^0^)/








カスタムパーツならフリーダム・アート  http://www.gun-freedom-art.com




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Posted by ドクターあみーご at 07:31 │JANPS